2016-01-01から1年間の記事一覧

農園日誌ー一年間ご愛読頂きありがとうございました。

28.12.29(木曜日)曇り、最高温度9度、最低温度1度 今年最後の草木堆肥作り(破砕作業) 堆肥作りから始まり堆肥作りで終わる。いかにも内らしい。 今年は、三人の研修生を受け入れた。皆、何とか形にはなってきている。 農園主と先輩二人が先生…

農園日誌ーこの国の行方-PARTⅣ地域復興への新たなる試み

28.12.21(水曜日)曇り、時折晴れ間、最高温度17度、最低温度7度 びっしりと野菜に覆われた二番の畑(プラチナ級) これだけの野菜が育っているにも拘らず、8~9月の気候変動の影響で、出荷できる野菜はまだ少ない。本格的な野菜の出荷時期は…

農園日誌ーこの国の行方-PARTⅢ 地域復興への新たなる試み

28.12.14(水曜日)曇り、時折雨、最高温度17度、最低温度8度 由布市庄内の小麦畑にて 今日で6日目、除草し、焼き畑をし、草木堆肥を撒き、耕耘し、小麦ー裸麦(大麦)・地粉となる中力小麦ーの種を蒔き、土掛けを行う作業を4反すべて完了する…

農園日誌-この国の行方ーPARTⅡ

28.12.9(金曜日)曇り後晴れ、最高温度17度、最低温度5度 由布市庄内地区、焼き畑の風景 4反の広い畑に、大麦・小麦の種を蒔く。先ずは、草の刈り取り、焼き畑を行って 草木堆肥を振り、畝を立てる。同時にスタッフ総出で麦の種を蒔く。 6~7…

農園日誌ーこの国の行方ー序章 PART1

28.11.30(水曜日)曇り、時折晴れ間、最高温度15度、最低温度11度 玉葱二万本が植わっている5番の畑 来年は保冷庫ができるというので、全体では5万本の玉葱を植え込んだ。 それとても一年は持たない。 順次収穫をし、広い新社屋の軒下にまず…

農園日誌ー農協改革?

28.11.23(水曜日)晴れ後曇り、最後は雨、最高温度17度、最低温度11度 トンネルに覆われ始めた二番の畑 相変わらず、雨の日が多い。 晩秋の11月の終わり、例年であれば、乾燥しているはず。 今年は、土壌がたっぷりと水分を含み、土がやたら…

農園日誌ー新規施設のお披露目

28.11.16(水曜日)晴れ時折曇り、最高温度18度、最低温度12度 農園は一足早く冬景色(二番の畑) 今年の秋は、8月の極端な乾季の後、初秋9月の波状的な集中豪雨、10月の始めは、湿気と日照不足により、害虫の異常発生に見舞われ、ほとんど…

農園日誌ー48の瞳輝く!

28.11.8(火曜日)曇り後小雨、最高温度18度、最低温度10度 夏野菜が消えた3番の畑 今年は秋野菜が壊滅してしまったため、夏野菜からいきなり冬野菜へとチェンジ。 しばらくすると、白いトンネルの畑へ変わっていく。冬への衣替えである。 とは…

農園日誌ー48の瞳輝く

28.11.2(水曜日)晴れ時折曇り、最高温度18度、最低温度8度 48の瞳輝く 急に寒くなってきました。第一陣の寒波が日本列島へ襲来。 雨が一滴も降らない8月の日照り、一転、集中豪雨の連続、お日様が覗かない曇りや小雨の天気が続いた9~10月…

農園日誌ー悩める研修生

28.10.26(水曜日)曇り、時折小雨、最高温度25度、最低温度16度 畑からきのこが・・ 相変わらずの天候不順(安定しない)が続き、壊滅した畑に蒔き直した野菜達も 今一、成長が思わしくない。 夏野菜はほとんどが落ち野菜となりつつあり、かろ…

農園日誌ー新たな研修生

28.10.19(水曜日)曇り、最高温度24度、最低温度18度 ようやく葉物野菜が・・・ 天候は連日の豪雨から、落ち着いた秋の気候になりつつあるが、絵にかいたような 秋晴れとは程遠いぐずついた天気が続いている。 それでもようやく葉物野菜が雨で…

農園日誌ー

28.10.12(水曜日)曇り時折晴れ間、最高温度23度、最低温度16度 9月以降、三回目の種の蒔き直し ようやく、秋らしい気候になってきた。 二か月に及ぶ乾季(雨が一滴も降らない)が過ぎたかと思うと、今度は連日の豪雨が続き、高温多湿の気候が…

農園日誌ー夏の終わり

28.10.5(水曜日)台風通過、最高温度29度、最低温度24度 終わりかけのパプリカ この時季は、今まで旺盛に育っていた夏野菜が勢いを失い、どこか気怠い空気が農園を流れている。ついでに農人達も体の芯に疲れが溜まり、やはり生気がない。 今日は…

農園日誌

28.9.28(水曜日)曇り後雨、最高温度29度、最低温度22度 露地栽培野菜の輝きに思わずシャッターを切る・・・セニョリータ 今日は雨の出荷日、午後からは降ったり止んだりの一日。 9月初旬以降、晴れた日は数えるくらいの日数しか無い。 完全な…

農園日誌ー

28.9.21(水曜日)晴れ、後曇り、最高温度28度、最低温度20度 今年も大分市野田の里に曼珠沙華が咲き始めた 台風一過、寒ささえ感じるような夕方から朝の温度となる。 スタッフ全員の台風対策としての誘引作業や補強作業のおかげで、大きな被害も…

農園日誌ー今年二度目の梅雨入り?(秋雨前線)

28.9.14(水曜日)雨後曇り、最高温度28度、最低温度21度 第一陣のセロリの定植 セロリは、晩秋の代表的な味覚であり、香味野菜として煮込み料理には欠かせない。この二番の畑は草木堆肥歴15年以上であり、セロリは嫌な癖がなく、香は強く 歯切…

農園日誌ー

28.9.7(水曜日)曇り後雨、最高温度33度、最低温度22度 にんにくの種蒔き 雨を待って約一か月半、先日の台風ではお湿り程度の少雨。 毎日、天気予報とにらめっこ。雨マークが消えており、落胆していたが、突然に夕方頃から、本格的な雨が降り始め…

農園日誌ー旬菜とは?

28.8.31(水曜日)晴れ、最高温度32度、最低温度22度 種蒔きの季節 今年も秋野菜の種蒔き(直播)の季節がやってきた。 農園を開いて15年目。露地栽培・草木堆肥による自然循環農法でできる野菜達は みな、色つやが良く、ナチュラルで、不揃い…

農園日誌ー秋野菜始まる

28.8.24(水曜日)晴れ時々曇り、夕立あり、最高温度33度、最低温度25度 秋じゃがの植え付け 写真は、福岡からの女性の研修生(チカコさん)。 IT企業に勤めていた。一人の近視眼的作業に慣れていたためか、中々チームプレーに慣れない。当農園…

農園日誌ー農業後継者達

28.8.17(水曜日)晴れ、最高温度36度、最低温度26度 積み上げた草木堆肥 農園は連日の猛暑が続いている。 そんな中、秋は確実に近づいている。 堆肥が久しぶりに長さ10m(高さ1.8m)に積み上げられることができた。 堆肥が十分にあると、…

農園日誌ー本物の野菜願望の時代到来?

28.8.10(水曜日)晴れ、最高温度35度、最低温度26度 草を広げ、牛糞を敷き、葉っぱや破砕した木屑を三層に重ねる草木堆肥作りの風景 先日、ショルジュマルソーのオーナーシェフ、小西さんから電話がある。 かなりハイな感じであった。 彼は福岡…

農園日誌ー

28.8.3(水曜日)晴れ、最高温度34度、最低温度24度 畑一面の夏野菜(4番の畑) 一体何時雨が降ったのだろう、畑はからから、今では水遣りは毎日の日課となっている。3~4日に一度は軽トラックに積んだポンプで水を撒く。 それで、ようやく夏野…

農園日誌ー新たな市場への模索

28.7.27(水曜日)晴れ、薄雲、最高温度32度、最低温度24度 紫茄子 茄子も最近は多様性があり、写真は紫ですが、白・緑などの茄子も一緒に育ち始めている。従来の長茄子(黒陽)・加茂茄子も定番として育てている。 夏は酷暑の季節。畑の表面温度…

農園日誌ーPARTⅢ-野菜の評価のミスマッチ

28.7.20(水曜日)晴れ、後夕立、最高温度32度、最低温度23度 破砕作業 梅雨もようやく明けて、夏がやってきた。 草木堆肥も完全に底をつき、先ずは、堆肥原料の準備を行う。 草は幸いにも、出入りの造園会社が大量に持ち込んでくれており、畑の…

農園日誌ー露地栽培PARTⅡ

28.7.13(水曜日)終日雨、最高温度30度、最低温度20度 雨の日の収穫作業 この処、収穫日は必ず雨となる。最も、雨が降らない日は数えるくらいしかないのだが、雨の日の収穫はとにかく時間がかかり、乾燥しないため、腐れの原因になる。お客様へ…

農園日誌ー露地栽培-PARTⅠ

28.7.6(水曜日)晴れ、最高温度34度、最低温度20度 中耕(土寄せ)作業 梅雨明けのこの時季、必ず行うのが、除草→追肥(草木堆肥)→中耕作業。 作業対象は実物・一本葱などの長い時間をかけて成長していく夏野菜。 数えたことは無いが、トマト・…

農園日誌ー野菜の宅配についてPARTⅥ-食の安全

28.6.29(水曜日)終日雨、時に豪雨、最高温度23度、最低温度16度 露地トマトの畑(五番) 露地トマトは1月に種を蒔き、2月下旬にポットに上げ、育苗ハウスで育て、4月中旬に定植する。 5月中旬頃、短い竹で支柱にして、二方向に仕立てる。枝…

農園日誌ー宅配についてPARTⅤー商業的農業生産

28.6.22(水曜日)豪雨、最高温度27度、最低温度18度 農園から見える由布・鶴見の山並み、つかの間の梅雨の晴れ間の夕暮れ時 今日は避難勧告が出るほどの集中豪雨の一日。 農園は湖と化し、低地を探しながら縫うようにして畑の中を濁流が激しく流…

農園日誌ー野菜の宅配ーPARTⅣ

28.6.15(水曜日)晴れ、最高温度29度、最低温度18度 万願寺とうがらしの支柱立てと初期的誘引作業 トマトの支柱立て作業(9列)をようやく終えて、今度はピーマン系(万願寺トウガラシ・伏見とうがらし・ピーマン・パプリカ系三種)の支柱立て…

農園日誌ー野菜の宅配PARTⅢ-自然環境の変化と農業現場の対応

28.6.7(水曜日)曇り、最高温度25度、最低温度17度 五番の畑は夏色に染まる 連日ムシムシとする暑さが続く、梅雨本番に入った。 5番の畑(二反強)の1/4をトマトが占めている。ようやくその2/3の支柱立て作業が終わる。一体何本の竹を切ったこ…