農園日誌ー雨の日の農園体験会

2024.4.21(日)曇りのち雨、最高温度21度、最低温度16度

 

                玉葱の収穫作業

 

久しぶりの農園体験会でありましたが、このところの不安定な気候の中、一旦

中止を連絡していましたが、何とかできそうだと10時からに変更して強行開催。

参加人数はかなり減り10名前後での開催と成りました。

天気が小康状態となっていた10~11時玉葱の収穫体験を行いました。

 

オスの玉葱(中に皮膜が出来ています)を見分けながらみんなで玉葱を引きました。

オスは皆様に持ち帰って頂きました。

早い内なら通常の玉葱と同じように使えます。玉葱ドレッシングにしてもらいます。

 

 

雨が降り出しましたので、育苗はハウス内での作業に切り返えて、草木堆肥降振り

草木灰苦土石灰を振りを実践しました。

何しろ狭いハウス内での作業だけに中々混雑しております。

次は三つ叉鍬で土と堆肥を混ぜ込みます。三つ叉鍬で土を堀り揚げる作業は皆

初めてです。見本を示しながらの作業となり、交代で作業に携わりました。

鍬で畝を揚げ、レイ土のならし作業です。道具の中でも一番難しい作業です。

レイキに振り回されて思うに任せず、苦戦しながらも手直しをしてもらいながら

何とか完了です。

              パプリカの定植

苗の植え込みの基本を教え、どうにか無事に完了です。

最後の仕上げに、竹べらでに苗間に筋を引き、葉野菜の種を蒔きました。

これは狭い家庭菜園の最有効活用です。夏野菜と春野菜が一つの畝に同居します。

ここでも種蒔き(筋蒔き)のお勉強です。

 

自然栽培では除草した草・公園の落ち葉・市販の油粕などを混ぜ込み、足で踏んで

圧を掛けて、水分を加え、厚いビニールなどを掛けて2~3ヶ月掛けて堆肥を

作っておきます。

立派な草木堆肥にはなりませんが、少し熟れてくればそれで良いのです。

これで貴方も立派な自然栽培愛好家です。

数年を掛ければきっと美味しく栄養価の高い健全な野菜が育つ土になっている

ことでしょう。ただ、途中で諦めなければですが・・・

肥料を使わず土を育てる自然栽培は根気が要るのです。

最後は竈で蒸した蒸し野菜とマルシェで買って頂いた野菜饅頭・コロッケなどを

ほおばりながら簡単な農園セミナーを開いて強の体験会は終わりました。

子供さん達もこの蒸し野菜を口いっぱいにしながら完食して頂きました。

 

皆様、子供さん達も含めて楽しそうでした。きっと有意義な一日だったと思います。

子供さん達も数日間はこの農園体験会の話をし続けると確信しております。