農園通信

22.11.26(金曜日)晴れ時々曇り、最低温度7度、最高温度14度
 
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じゃがいもの花
今日は初めて野菜をご注文頂いた佐賀市のエトウさんのお便りを
ご紹介します。
 
前略・・先日はとってもとっても美味しいお野菜を有難うございました。
箱を開けた瞬間から優しい気持ちで心が満たされました。
息子も(2歳)「うわーい」と言っていました。お礼が申し上げたくて筆を
とっています。
冷蔵庫にしまおうと、聖護院大根・黄にんじんの葉を落とすとプーンと
良い香り。そのまま刻んでちりめんじゃこと軽くいためたら絶品。主人が
大喜び。瓜漬けは混じり物のない純粋な味。だけど味わい深く息子も
ぱりぱりと。
フルーツトマトをたまたまあったミニトマトと並べて出すと、いままで美味
しい思っていたミニトマトの味がしない・・・
大根を薄味で炊いてみると優しい味で息子もおかわり。
万願寺とうがらしは網で焼き、カボスを絞り新鮮な食べ方と味にほっこり。
黄にんじんはサラダに、金時しょうがは押し寿司に、青梗菜(小松菜と
思っていた)は鍋物に・・・
毎日美味しく頂き、その度にやさしい気持ちを思い出させていただいております。
身体と心に染み入るお野菜を有難うございます。
 
エトウさんご夫婦の人柄が文章全体ににじみ出ているようですね。
こんなに素直に当農園の野菜を料理され、味わって頂いていることに
先ず感動しました。
この調理方法は草木堆肥(有機自然農法)による野菜の召し上がり方
としては最高のものです。最も美味しさが表現できます。
息子さんが美味しいと言って食べてくれる事が一番うれしいですよね。
全国の親御さんに参考にして頂きたいと思います。
幼児の頃が味覚を育てるには一番大切です。やさしい野菜の味が感性
豊かな心を育んでくれることでしょう。
 
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この一握りの草木堆肥の中に数億個の
微生物や放線菌が棲んでおり、バランス良いミネラル分(自然の状態)が含まれて
いる。
 
 
 
 
 
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コールラビ。蕪キャベツです。
皮を剥いて、1センチ程度の厚さに切り、チン、若しくはさっと湯がいてサラダでも
パスタでも、炒飯でも料理してください。
西洋では一般的な食材です。
今冬、少なくとも1回は入ります。
 
 
 
 
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トレビス。チコリの仲間、野菜の貴婦人
ほんのりとビターでくせになる食材です。
 
 
 
 
 
 
 
草木堆肥で育ったやさしい野菜達を全国の食卓に届けたいと思っては
おりますが、とても私一人ではかないません。
多くの同行者がいればいいのにといつも思います。
でもエトウさん。この野菜作りはとても根気が要ります。
少しでも自然の土に近づけたいという思いでせっせと堆肥を作り、厳しい露地栽培を続けていくことはエトウさんのような感謝をして頂ける人達に
届けたいからです。
このような感動と感謝の心をいつまでも持ち続けて頂ければ、本当に
報われます。明日の頑張りに繋がることができます。
ありがとうございました。