農園日誌

22.10.16(土曜日)晴れ、気温最低13度・最高22度
 
イメージ 1
 
秋真っ盛り、隣の畑の野菊です。
本格的な秋はここ久しくなく何年ぶりでしょうか。
秋野菜が順調に育ち、油断すると土寄せ作業が遅れてしまいそうです。
一本葱(長葱)の土寄せ作業(白根の部位を成長せさるため数回に亘り
中耕作業をし土を根元に被せる)が終了する。
気候の変化に敏感なんでしょうか、長い付き合いのぎっくり腰が出てしまい、痛い腰を引きずりながら、次の秋じゃがの土寄せ作業を行う。
下の写真はつい一週間前に撮ったじゃがいも畑の全景ですが、
今日はこんなにじゃがいもの葉が繁っていました(2枚目写真)
3枚目の写真は土寄せ作業後の風景です。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この急速な成長には私も驚かされましたが、一つには正常な秋の季節の
お陰であり、二つには草木堆肥の場合、根が育つまでは葉は繁りませんが、一旦根が育つと急速に茎や葉を繁らせます。おそらく見えない土の中で精一杯に根を張っていたんでしょう。自然とおりなす野菜の生命力の凄さです。
 
秋南瓜(空中にならせる)も今のところ順調に成長しています。
但、11月に急速に温度が低下するとこの成長も止まり、結実しないまま終わるかもしれません。
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
この場合、親弦を長く伸ばし、途中で芯を止め、子弦を伸ばし、さらに
芽を摘み、孫弦に実がつきます。だから、温度が心配なんです。
うまくできれば、秋南瓜は旨みが乗り最高の味になることでしょう。かなり小粒ですが・・・
 
4番の畑では万願寺とうがらしが美味しさのシグナルである黒い模様が
出始めました。特に晩秋にあらわれる色合いです。
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
 
どうですか、美味しそうでしょう。
何回も書きますが、炭火やコンロの直火で炙り、カボス醤油で頂くと
最高の秋の味覚です。この味がわからない人は悲しいですね。
 
最後に少し心配な野菜です。人参は高温少雨により著しく成長が阻害
されました。今集荷している人参は7月蒔きのものですが、芯が固く
変形しています。厳しい酷暑の中育ったためです。消費者の方々には
本当に申し訳ありませんが、人間が自然の中で育てるにはこれが限界
でした。(人参はセリ科の植物であり、成長期に水分が必要)
下の写真は幼い人参の芽です。草に覆われ、今除草作業中です。
寒さが早く訪れないことを祈ります。
 
イメージ 10
 
イメージ 3