農園日誌

22.11.3(水曜日)晴れ、温度最高18度・最低9度
 
永い間、日照不足が続き、野菜の生長が止まってしまい、南瓜・ズッキーニ
などは今秋作はほぼ絶望的になった。
ようやくここ2、3日は太陽が顔を出し始めたと思ったら、寒い秋になってきている。天候・温度が一定しない秋になりそうだ。
夏野菜(茄子・ピーマン・とうがらし系)も11月中旬には初霜に襲われ、
全滅するかもしれない。
11月になって玉葱の苗の植え付けが始まる。今年は約13千本植え付け予定で現在までに極早稲・早稲などを8千本植え込んだ。
 
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まるで田植えのようだ。と誰かが言っている。
 
農園は、今、秋の風景に変わろうとしている。これからが本当の野菜の
シーズンに入ってくる。このまま太陽が出続けてくれると良いのだが。
白菜がようやく少し蒔き始める兆候が出ている。できれば2月から育ててきた白葱(一本葱)と同歩調で無事育ってくれることを祈る。
鍋のシーズンを向かえ、白菜・葱・青梗菜・小松菜・水菜・春菊と出揃うと
よりうれしいのですが。
下は一本葱(3番の畑)の風景。今でも美味しいのですが、半月後はさらに
美味しくなります。
 
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この葱は3回土寄せ作業を行い、除草・虫害などを乗り越えてやっと
ここまでに成長しました。今年は酷暑と虫害で随分本数が減りました。
土寄せ作業とは、畝と畝の間を堀り上げ、除草と同時に根に空気を入れ 込んでやり野菜の生長を促す作業のことです。(中耕作業とも言います)
 
2番の畑では白菜が育っています。8月に種蒔きをし、育苗期間を経て
10月に植え込み、現在中心部が巻き始めようとしています。
虫の害が少ないと良いのですが、順調に育つと11月下旬頃には初出荷が可能となります。
 
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左に見えるのは赤キャベツとキャベツです。赤キャベツはレストラン用
ですが、個人の方々もほしいでしょうか?悩んでいます。
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2番の畑は秋一色です。
左から九条葱・白菜・キャベツ・人参・芽キャベツと並んでいます。
 
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農園のスタッフの集合写真ですが、私は写っていません。
最初の一枚でしたので、少々表情が硬いようですが!
現在2名の若者が研修中です。東京から来ています。
真の野菜の美味しさに初めて接して、随分と感動してくれています。
堆肥作り・破砕作業・畑の畝立て・種蒔き・植え付けと一通りのことは実習しましたし、良く頑張ってくれました。
自然の営みに接して何かを掴んでくれたでしょう。今後、強い精神力をもって、活きてくれると信じております。ご苦労さんでした。
私たちにはたくさんの刺激とやさしさを残してくれました。
尚、一名は多分大分に残り、宿願のアンテナショップ(飲食・加工・販売)
の中心となってくれることを祈ります。