2023.8.31(木)雨、最高温度31度、最低温度25度
早朝の2番の畑の風景
今日の早朝、束の間の日が差し、農園主は一仕事を終える。
今にも泣き出しそうな空、この後、結構な雨が降り出す。
今日は農業ディですが、スタッフ達は全員お休みにし、溜まった疲れを癒やさせる
ことにしました。何とか異常な暑い夏を乗り切ったようです。
台風及び南海上の熱帯低気圧が活発に動いており、この処、猛暑と豪雨が繰り返し
訪れてくる。これほど暑く、雨の多い夏はあまり経験したことが無い。
雑草の勢いが増し、雑草を取っても取っても伸びてくる。
それでも除草剤は使いません。
葱の土寄せ(除草も兼ねて)も一畝に3回も行う事になった。
8月の末、秋あかねが飛び、秋の気配が漂い始め、日中の猛暑、朝夕の涼しさが
同居してきた。こうなると、秋野菜の種蒔きが一斉に始まります。
6番の畑
除草作業を終え、秋インゲン、白蕪、葉大根、ビーツ、じゃがいもの種を植え込む。
近年は真夏は9月まで続きます。夏の疲れが残る体には堪えます。
これからは秋の種蒔きと併行して台風対策の作業が続きます。
直撃を避けて欲しいと願いながら、被害を最小限にするために夏野菜の誘剪定引、
紐掛け作業が続きます。
黒陽茄子が最盛期を迎えており、旺盛に茂る葉っぱを摘除しております。
風の道、光の道を作ってやります。
茄子類は種類も豊富で昔ながら黒陽・筑陽(これは焼き茄子が美味しい)翡翠茄子
や賀茂茄子三色茄子(東南アジア原産でクリーミー)などを育てております。
出荷は10月末頃まで続きます。
秋野菜の種蒔き
白菜・キャベツ・ブロッコリーなどは8月盆明け頃から10月まで順次育苗トレイに
種蒔きを行いますが、暑さのため、寒冷紗(太陽の光を50%カットする)を掛けて
育てております。
熱さでうまく育たなくとも何回もトライしてみます。そのうち何とか育つ苗も出てき
ます。そのため、近年の露地物の秋野菜の出荷は遅れ10月下旬頃になってしまい
ます。
白菜・キャベツ類は11月頃から順次の出荷となり、ブロッコリーは11月頃です。
この盛夏の時季は、葉物野菜ができず実物野菜一辺倒になります。当農園ではその
ため、紫蘇・蔓紫・丘わかめ・丘ひじき・バジルなど暑さに強いものを育てており
ます。
3年前に開墾した12番の畑の大豆
今年は除草作業が上手くいきました。すでに花が咲いており何とか大豆の収穫が
望めそうです。