むかし野菜の四季ーPART2ー体感型生産観光農園始動開始

2023.6.14(水)曇り時折雨、最高温度28度、最低温度20度

                  葱の定植

 

予想より早い梅雨入りに戸惑いながら遅れている葱の定植を行う。

九条葱と一本葱の二種類有り、雨の合間に堆肥を振り、何とか10畝の定植を

行った。全て主婦パートさん二名により行われました。

彼女たちも働き始めて約一年が経過しました。

最初は全くの農業素人でボランティアから始まりやがてパートとして働き始めた。

最初は農業を一から教え、数ヶ月で独り立ちし、今では応用ができるようになり

つつあり、今では農園には欠かせない存在になっています。

帰りには端野菜を持って帰り、ご家族もその味に慣れ、内の野菜が欠かせない存在

になっている。子供さんが野菜を良く食べるようになったようでまさに役得ですね。

主婦曰く、旦那が一番喜んでいますと・・・

事情によりパート勤務とはなっているが、正社員と同じように接しています。

 

              さつまいもの植え込み

 

「危険領域に達しつつある日本の食」

 

今から20数年前、全国の主婦層から危険視され、その輸入を消費者団体から反対されてきた米国の遺伝子組み換えの穀類の輸入が国民の知らない間に解禁となっていることを皆様はご存じでしょうか?

2023年4月に改訂された食品表示法では、「遺伝子組み換えで無い」と表示することが禁止されております。その理由は混入しているかも分からないから・・・と言う理由からです。これだと遺伝子組み換えが使われている加工食品が全く分からないことになり、事実上「遺伝子組み換え作物が使われていても表示義務が無い」ことになります。

またも国の子供だましの手法が出てきました。

日本は世界で一番遺伝子組み換えの穀類を食べさせられている国民と言うことになっているようです。国は米国の圧力に屈したと言うことでしょう。

これらは国会にて議論されたかも分からない状態である事に私は大きな危機感を抱いております。その仕組みは歴代の総理に受け継がれてきたと思われ、内閣府の決定でなされている可能性が高い。

何故そのことを国民に知られていないのか?それは周到に準備されて来た食品表示法の改訂にあり、加工品の原料に遺伝子組み換え穀類を使用していることを表示しなくて良いと言うことになってしまったからです。メディアでもその報道は自粛されていることにより怖さを感じています。

 

※遺伝子組み換え穀類の問題点

 これは米国の穀類生産現場で大量に使われている除草剤(枯れ葉剤の一部)にも負けない遺伝子を人為的に穀類のDNAに組み込んだ事に大きな問題があるのであり、自然界で行われてきた種子の人工交配によるF1品種とは大きく異なる。

 収穫された穀類には除草剤の成分が多く含まれていることにより、今度は人間が長い時間を掛けて汚染されていくことになる訳ですね。(癌などの現代病多発)

 尚、当然のことですが欧州では全面的にこの遺伝子組み換え穀類は禁止されています。

 日本人は完全にモルモット状態に置かれている事になります。

 

この食品表示法の改定と遺伝子組み換え穀類の輸入解禁にはもう一つの伏線が用意されておりました。

種苗法の改定は自然界で行われている種子の掛け合わせや自然交配でも別品種ができるのだから、人為的にDNAを操作して新たな品種を開発することを解禁するとした。

さらに国内開発された苺の品種などを海外に盗まれたとのこと大きく論じ、民間で種子の既存の権利を犯すような掛け合わせを禁止するとした。

この種苗法は国内の種子(日本固有の種子)を守ることを本来的な目的としていたのだから日本国内にて、農家が行ってきた通常の品種改良をも、し難くしたことになる。

正しく何をやりたかったのか分からない種苗法の改定でした。

ちなみに現在世界の種子の原種はアメリカが独占しており、この種苗法の改定はアメリカの種子を買わねばならなくなる事を意味している。

このように日本政府は段階的にアメリカの農産物の輸入解禁が行えるような土壌を実に周到に20年がかりで用意してきたことを知る人は少ない。

           除草作業を終えたビーツの畝

食品添加物の種類は3,850以上が許されている国が日本です。アメリカでも1,800種類程度で、欧州では850種類だったと思います。何故日本は食品添加物大国になったのでしょう。

それは日本が大量生産・大量流通社会になったこともあり、国民の健康を守るという名目で「加工食品は全て製造者の責任と見なす」とするPL法が、今から20年前に制定されたことが始まりでした。

食品加工業者は食品の製造から流通・管理までの全てにおいて責任を取らされては堪りませんので、様々な食品添加物を使うようになっていきました。

東大の教授はこのように言っております。個別に食品添加物の使用基準を定め、この程度では何ら人体に影響を及ぼしませんと言うレベルまでを分析し、許可を下ろしているのですから、問題はありませんと・・・

その末尾にこのように補記しています。もし、日本にこのような食品添加物が無かったなら日本の流通は成り立ちませんと書いております。

これがどうやら本音のようですね。

私はふと疑問に思いました。もし、毎日、数種の食品加工品を食べ続けたとしたら、それは人体には影響は無いのだろうか?と・・・

皆様はこれをどのように理解しておられますか?

 

日本は癌などの現代病が世界で最も多い国の一つです。

私たちは国のモルモットではありません。

 

次回は日本の農業つぶしに走っている日本と言う国について、述べてみましょう。