むかし野菜の四季ーPART2ー体感型生産観光農園始動開始

2023.3.20(月)

            春、甘藍系の定植(3番の畑)

 

今週は傘のマークが一週間続いている。菜種梅雨です。

このような年は温かい春になる。例年より季節の進みが半月早く、作付けを早めた

方が良い。今週は晴耕雨読とすることにしました。

 

3月9日、由布市庄内地区の農業者数名と共に、由布市役所を訪問して体感型生産

観光農園庄内地域に開くに当たって協力をお願いしたいとの申し出を行いました。

由布市役所の農政課長の言葉は至って横柄で冷淡なものでした。

どうやら自然循環農業を行う者達は余所者扱いにされるようです。

農業者が次々と消えていく中で、由布市有機の郷に変えて行きましょうと呼びかけ

ようとしましたが、役人のそんな態度に次の言葉が出てきませんでした。

 

これが日本を取り巻く政治風土であり、体質であり、病巣は深いですね。

イノベーションを起こそうとする者は必ずといって日本のこの壁にぶち当たります。

私は役人達のいつものそのような態度に慣れてはいますが、一緒に同行した

数人の農業者は唖然とし、かつ、怒りました。

 

その中の一人がぽつんとこのように言いました。

「このまま何もしないで過ごしていると、この地域に人は居なくなり、貴方たちの

 給料はどこから出るのかな?」と・・・

 

中央の政治家達は目前に迫っている日本の食糧危機や農業者消滅・地域崩壊の

危機に何ら手を打とうとしない。その体質がこのような田舎の末端の役人達の

体質にも染みついているようです。