むかし野菜の四季ーPART2ー体感型生産観光農園始動開始

2023.2.11(水)曇り、最高温度12度、最低温度2度

                 由布市庄内地区

ここは日本でおなじみの田園風景が広がっております。全国にも同じように過疎化が

進んでいる地域は多い。

由布市は三町合併で生まれた市です。湯布院は温泉で全国にも知られた観光地です。

狭間は大分市ベッドタウンとして人口も増えております。真ん中に挟まれたこの

庄内は農業以外にはなにも産業の無い過疎化が進んでいる典型的な地域です。

この町を全国でも例の無い自然循環農業の里として蘇らせようとしているのです。

 

(株)むかし野菜の邑は前身の佐藤自然農園を引き継ぎ、定期購入3百数十名のお客様を

中心として全国に広がっており、9年目を迎えております。

今回の体感型生産観光農園は「むかし野菜の邑」をバックヤードとして、そこで培った

「草木堆肥による土作り」そして、健全な農産物生産の農法を全国に広めながら同時に

全国に後継者を育てていこうとする事業目標が最大のテーマとなります。

そのためには、由布市庄内地区を持続可能な農業である自然循環型農業の里として

全国に情報発信する必要があります。

ここの一つの重要な事業目的は「ラーニング」です。そのため、低価格で泊まれる

宿泊棟を備え、草木堆肥作りから循環農業を学ぶ見本農園を併設しようとしております。

飲食はむかし野菜の簡単な調理方法をお示しし(バイキング方式)、テイクアウトは

むかしおやつ作りや惣菜・弁当などを提供し、物販は野菜や穀類製品・果物・加工品

などを並べるつもりです。

 

この新たな事業は当然ながら私一人でできるものではありません。

新たな会社名はまだ決めてはおりませんが、仮に「むかし野菜の郷」としておきます。

新たな本「自然循環農業の実践」を執筆中で、ほぼ完成しております。

そこでは、全国に向けてクラウドファンディングを募集し、さらに新たな出資者及び

共同事業者も募集し、参画型の会社としようと考えております。

 

まだ始動ははじまったばかりですが、現在の進捗状況を皆様へご報告しておきます。

農林水産省への事業説明は1月に終え、由布市農政課とコンタクトを取っております。

東京では自然循環農業(SDGS)の講演会を中川聡さんの要請で行いました。

 

中川聡; 前東京大学特任教授、超小集電の事業を考えておられます。

      ジャパンコンポストと言う団体も立ち上げておられます。

 

中川様ご一行は2月末頃大分にお見えになります。

熊本の酒造メーカーからは明後日お招きを頂いております。私と意を同じくする方

です。なお、コープとは2月から取引が始まり、ここにも声を掛けております。

 

これからは忙しくなりそうです。

この新たな取り組みがどのような展開を見せることやら・・・

随時、皆様へはご報告して参ります。