農園日誌ー保育園の発表会

24.2.24(日曜日)晴れ、最高温度9度、最低温度2度
 
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                    保育園の発表会にて、
 
この子は赤ちゃんの頃から、畑で育てられたひなたです。
現在6歳、未熟児で生まれ、よくここまで育ったものだ。今年は小学校に上がる。
性格は几帳面で、細かい。親父の性格そのまま。融通が利かない。
 
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この真剣な顔がその性格を
物語っている。
 
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他方で、右は次女かおる。
何と演技の途中であくびをしている。どうやら
母親の血を強く引いているようだ。
 
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同じ腹から生まれてどうしてこうも
性格が違うのか?
彼女の名誉のために、
少しだけ?真剣な顔写真がこれ。
 
発表会では園児達が一生懸命
演技をしてくれた。
 
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最後は先生達と一緒にソーラン節を
みんなで・・・久しぶりの余暇となった。
 
この子供達に明るい未来が開けますように、
大人たちがしっかりと目を開いて、
社会を見つめていかねば・・・!
 
 
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畑は、トンネルが一枚一枚
剥がされ、草木堆肥を振り、
ラクターで耕され、畝立て
ができていく。
ここにはブロッコリー・キャベツ
などが植えられる。
右端の布ベタ掛けは、春白菜
左端のトンネルの中には
春の人参・一本葱の苗。
畑は茶色のキャンバス。
そこに色とりどりの野菜で
絵を書いていく。農夫は
芸術家であり、企画家。
来週からようやく春の兆しが現れそうだ。
じゃがいもを始め、里芋、さつまいもなども底を突き、野菜の種類が激減。
去年からお客様が増え続け、120名に達している。露地野菜は少なくとも種蒔き
や植え付けから出荷まで3カ月は必要。根菜類は6~8カ月かかる。
 
来週からじゃがいもの植え付けが始まる。去年は110キロ植え込んだが、今年は
130キロに増やす。草木堆肥による土作りは最低3カ年は必要。畑を二反ほど増
やすにしても急には土は出来ない。そのため、野菜による畑の占有競争が始まる。
 
来週から、由布市の農業者への草木堆肥の指導が始まる。(去年からグループで
堆肥作りを進めてきた)一農家だけでは限界がある。
今まで楽な慣行栽培に慣れた人達が理解してくれるのか?続けられるか?
指導に従ってくれるか?課題が多い。
 
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白菜の植え付け。
 
孫のかけるがアーチャンの
後を追いかけ、植え付けの
お手伝い。
ついでに出来上がった畝の
上を悠々とお散歩。猫より悪い。
ジージから初めてお尻を
ぶたれ、半べそ後の顔。
それでもカメラを向けると
この微笑。大物の風格か?
それとも性根が無いのか?
 
来週は、さらに九州朝日放送がテレビ取材に当農園を訪れるそうだ。
女性陣の反応は、「その日は用事があるから」とか「有給休暇を頂きます」とか
「野菜はそんなにないよ」とニベもない。
打ち合わせに来た女性ディレクターさんは困惑顔。「大丈夫ですよ。口と行動は
違う人たちですから」と答えると、「そうですよね。やさしい人たちのようでしたから」
 
炭火でパンを焼き、生ハムと採れ立てのサラダセットを挟んで、様々な野菜
たっぷりな具沢山スープを食べてお帰りになられた。
 
撮影当日は訪れるスタッフさんたちに農園の料理が振舞われることになる筈。
何故なら、やさしい人たちですから・・・