農園日誌ー農園復旧

24.7.20(金曜日)曇り時折スコールのような雨、最高温度30度、最低温度26度
 
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畑の雑草の中に可憐に咲くトレビス(チコリ)の花、破球したトレビスから顔を出した
 
今日は、少ないが、16名の個人と東京のアーバンマルシェへの発送のみ。朝早く
収穫作業を終え、選別発送作業は女性陣に任せ、一人、除草作業とトマトの剪定
紐掛けを行う。
 
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湿地帯に雑草が茂るの図、
息ができないほどの強烈な蒸れ、の中
除草作業を行わざるを得ない。このまま放置すると人参も葱も溶けていく。
すでに葱は半分溶けていた。
 
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右の写真、筍芋は元来、亜熱帯地方のもの
湿気には強い。
上は二番の畑、途方にくれるほどの草、
この草の中に、人参と葱が頑張っている。
 
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午後からは夜の8時頃まで(暗くなって見えなくなったので中止)トマトの剪定誘引
作業を行う。これは瑞栄という品種。
露地トマト特有の強い香りと酸味の利いた
甘酸っぱい味が特徴。
 
主に調理に使うと抜群の存在感、甘ったるい桃太郎という品種ではこの味は出せない。レストランなどではガスパチョなどに人気が高い。
 
 
露地トマトは通常でも割れや腐れが出やすく、その2/3しか出荷できない。
特に今回の長い雨は、一番果や二番果の大半は腐れたり、カビが出たり、ソースにも
ならない。そんな中、何とかわずかながら先週から出荷が始まる。
時折覗く太陽により、出荷が可能になったのか?それでもまだ本来の味ではない。
 
トマトは脇芽が旺盛で、水分が多いため、葉の茂りも強くなり、十星天道虫などの害虫
が異常に発生。トマトの実に傷を付け、そこから腐れが入る。
脇芽を掻き、葉をすき、下葉を落としてやらねば、風が抜けず、受粉が難しくなり、
虫の宝庫になってしまう。又、除草を怠れば、湿気が上がり、トマトにも病気が発生。
今から、9月一杯まで、この絶え間ない作業が続く。立ったりしゃがんだりのヒンズースクワットは腰に堪える。
 
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佐藤自然農園のフルーツトマト            河野農園のアイコ            
最近、万願寺とうがらしの初出荷を行った。
これは表面に黒い縞模様ができてくると、熟れてきた証拠。問い合わせがある前に、
皆さんに伝えておかねば、決して傷んでいるのではない。これは種を出さず、種のまま食べるもの。コンロの直火で焼くか丸ごと素揚げが美味しい。