冬の季節到来

23.11.18(金曜日)豪雨、最高温度22度、最低温度17度
 
今日も集中的な雨が降り続き、畑は湖状態。折角前回の雨が土中に浸み込んだ
と思ったら、表面が乾く間もなく、この集中豪雨。
日照不足と11月にしては妙に暖かく、湿気が多い。このため、野菜は成長不良。
最近関東を中心にして個人顧客が急増したためと、天候不順が続き、野菜の成長
と出荷のバランスが悪く、悪循環に陥っており、慢性的野菜不足となる。
しばらくは頭の痛い日々が続く。
 
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  まるでクリスマスみたいですが、鷹の爪の一種か!佐賀県に旅行した際に、
  手持ち無沙汰にしていた露天商のおばあちゃんから買い求めたとうがらしの
  一種。名称不詳。近々、月桂樹の葉と一緒に届けます。味香りが特に優れ、
  料理のアクセントに、是非!これを見る度にそのおばあちゃんの笑顔が・・・
 
頭を悩ませながら、昨日夕方、2番の畑を回る。
九条葱、これも後、10日か!筍芋がもう一回で終わりだな!芽キャベツは葉の
付け根に小さな芽が、これはまだまだだな!
今年苦労させられたほうれん草が意外と大きくなったがまだ半月かかるか!
白菜は12月下旬ころか!葱と一緒に出してあげたい!
8月に種蒔きしたレタス・サニー・サンチュは少しだが来週当たりどうかな!全員に
は行き当たらないかな?
人参は、ところどころに大きく成長しているものもいる。もう少しか!
ブロッコリー、オッ、こぶし大になっている、2週間後か!これも全員にはどうか?
最後にキャベツは、これもこぶし大の大きさに、これも二週間後か!
 
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と言うふうに、農園主の独り言は続く。
 
じゃがいも(5番の畑)を追い出さないと、赤玉葱が植えられない。時季は迫っている
この時季を逃すと、もう遅い。
掘りあげてみると、ところどころ腐っている。やはり集中豪雨が断続的に続いた
ためか!できばえも今一、小さく実入りが少ない。暗くなるまでもくもくと掘る。
もう、見えない。焦る気持ちばかりが・・・
 
秋の一陣に植え込んだサラダ蕪・大根・聖護院大根があっという間になくなる。
夏野菜の撤去時季の見極めが!一週間の天気と最低温度が気になる。
月曜日は最低温度が4度、ここは3度か!ピーマン系は全滅だな!日曜日には
夏の落ち野菜(ピーマン・万願寺・パプリカなど)の収穫を終えないといけない。
そして即、畝作り、育苗ハウス内の葉野菜を植え込まないと!
 
最近、紹介のお客様が増えてきた。縦(親子)・横(友人知人)と紹介頂く。
ありがたいと言う思いとそれを裏切れないと言う思いが交錯する。
後、少なくとも、1年は一人で頑張らないと、同行者の佐藤雄二さん・河野さんが
追いついてくれることを祈る。土作りは最低3年、と自ら言い聞かせる。
 
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セロリ(3番の畑)
 
今年はの成長の遅れが気に
かかる。
やはり日照不足か、
セロリは水を好むセリ科の植物
地中海が原産地。それなのに・・
来週から冷え込みが到来。
成長が見えない。
早くみんなに食べさせたい野菜の
一つ、セロリ嫌いの人も好きに・・
 
 
いよいよ、冬の到来を告げる霜が降りそうだ。
本格的な冬の到来の前に、大根・聖護院大根・蕪各種・ほうれん草・葉野菜・豆類
を植え込み、発芽させておかないと、厳冬期に野菜が無くなる。
(冬の畑の風景は白一色になり、ビニールトンネルに覆われる。この作業と、
開けたり閉めたりの管理が大きく、かつ、重要な作業となる。その管理のやり方
一つで美味しくなったり、駄目になったり。)
 
そのあせりが余裕を無くさせ、体の疲れに追い討ちを掛けてくる。
それももう少しの辛抱だ、頑張れと、自らに言い聞かせる今日この頃、
女性陣は呑気にしゃべりあっている。実に腹立たしくもあり、うらやましくもあり。
 
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              ゆずの木、黄色の実がやさしい。