農園日誌

23.10.18(火曜日)晴れ、最高温度22度、最低温度17度
 
朝晩が急に寒くなり、夕暮れが急に背中から訪れてきます。夕焼けがきれいです。
第一陣の秋野菜の成長が待たれ、次第に衰えていく夏野菜が侘しく感じられる
今日この頃です。端境期の末期とはこんなもの。
秋冬野菜の植え付けに急ピッチで畑作りをしており、堆肥が急速に無くなっていく。
河野さんとあわてて堆肥を作る。
 
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 ずらりと並んだ育苗中の秋冬野菜の一部(第二陣)
10月中に第三陣の種蒔きを行う。
 
 
黄色いトレイに種を蒔き、黒いトレイにはポット上げした幼苗。植え付けを待つ。
農家によって様々なやり方があるが、当農園はトレイに種を蒔き、ポットにより
しっかりとした根を張らせ、定植へ移る。(三段階方式)
草木堆肥は成長が遅く、効率良く回転させるための一つの工夫。手が懸かる。
もう一つの理由は年間100種類の野菜を作り、一農園でほとんど全ての野菜
が育つ。次々とアイテムが変わる野菜に顧客に飽きさせず、楽しませる工夫。
これに数軒の仲間が加われば(一農家が10アイテムを分担、年間100アイテム
は無理と諦める)顧客にもっと楽しんでもらえるか!と思う。
 
これだけの苗を植え込む畑を用意するだけでも大変、果たして畑の余地があるか?
来春の豆の種蒔きも11月中旬にはしなければ、畑の工面に頭を悩ます毎日。
 
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         今週の収穫野菜の風景。季節の移り変わりが見える。
 
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秋茄子の光沢が凄い。写真に照り返し
が強くうまく撮れないほど、
 
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黒大豆の枝豆。(秋旬の代表的味覚)
ぷっくりと完熟に近づく。美味しそう。
 
(漬物の話)
 
秋冬は漬物のシーズンでもある。芥子菜の浅漬け、大根葉の浅漬け、高菜の深漬け、大根・蕪の甘酢漬け、大根の深漬けなど
漬物は発酵食品です。市販のものは、発酵菌を滅菌処理しなければ流通には
乗らないため、さらに防腐剤・着色料・酸化防止剤・甘味料・旨み調味料などを
加えて販売されます。(販売中に菌が活動し、袋が膨張し、呼吸を止めるために
腐敗の恐れが出るなどなど、防止せざるを得ない)
このため、発酵食品とは言えず、漬物でもないものが流通することになる。
当農園の漬物は遅くとも5日以内に食べて頂くことになる。
 
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10月は誕生日を迎える者が
4名もいる。合同誕生日祝いに
焼肉をする。手作りのケーキも
添えて、
 
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孫だけで6人、もう、何がなにやら!
一々誕生日なんど覚えておれない。
大変な一日でした。