農園日誌

23.9.8(木曜日)晴れ、最高温度30度、最低温度24度
 
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         天高く、青空が抜ける。秋到来、栗の実がはじける。
 
 
朝からやや蒸し暑い。明日から太平洋高気圧に覆われ、さらに暑い日が続くとの
予報。小型の台風14号が接近中。
これらの情報から、ひょっとしたら、明日、明後日は雨の可能性が見える。
植え込みのチャンス。
 
午前中一杯かけて、2番の畑の草を刈り、うるさいこぶしを除去、体中、汗が滴る
急がねば。お昼もそこそこに、休む間も惜しく、畑に直行。
草木堆肥は数日前に切り返しを行い、良い具合に中熟堆肥となっており良い出来。
(残りが少なく来週は雨の後、草木に少し湿りができる、堆肥作りをやらねば)
軽四3号(三代目)に堆肥を積み込み、さあー出発。
 
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どうです。立派な堆肥でしょう。堆肥は完熟するとその
意味をかなり失い中熟状態が微生物や放線菌がビビット活きており、土を改良して
くれる。
私は10数年前にそれに気がつき、今の農法にたどりついた。
最近ようやく、学者さん
も中熟堆肥が良いと!
前は完熟でないと病気が
発生するなどが定説でした。
 
2番の畑、4畝に堆肥を振り、セロリ・キャベツ・芽キャベツブロッコリーなどの
植え込み(定植)をする。
 
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堆肥振り作業。
 
スコップで均等に畝に施肥する。
これが初心者にはかなり難しい
ようだ。皆、私の手元を手品でも
見るように見つめる。
 
スコップは私の墓標ではない。
私の変わりに主役に納まっているだけ。
左隣は除草した草。種が落ちる
前に運び出し、堆肥の原料に。
 
2時間かけて、ようやく5畝の堆肥振りが終わる。
 
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堆肥振りは活きた草木堆肥
ですから、微生物が太陽に
当たると死んでしまう。
手早くやり、耕運するまでは
休めない。(夕方がベスト)
 
表面にうっすらと白く見える
のは牡蠣柄・苦土石灰・焼灰。
この振り方ががまさに芸術品。
(誰もほめてくれないので)
 
ここまでは息つく暇もない。
 
(この灰などにバランスの良い多くのミネラルが含まれている。牡蠣柄の変わりに
 海草などでも良い)
 
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耕運している処。
 
私の変わりに帽子がトラクター
の中央に。
自動で走っています・・・?
 
性能が良いのか乗っていなくてもかなりの間、まっすぐに進んで
くれる。(耕運2号、新品です)
 
草木堆肥の場合、施肥作業
したら、すぐに植えられる。
農協などのマニュアルには施肥後、数日して植え込まないと・・・と教えられますが、
 
奥さんからメールが、明日は一日中雨とのこと。7時前の天気予報を知らせてきた。
 
一瞬、夜、ライトを点けて鍬打ち作業を・・・と言う思いが頭をよぎる。
でももう体力の限界。何とかなるだろう、と開き直る。
いや!朝6時頃から、鍬打ち作業をするか!と頭をめぐらす。
 
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奥がセロリの苗。
9月に定植後、
初出荷は11月中旬か!
 
当農園のセロリは灰汁がなく
繊維を感じず、香りが強く
甘みさえ感じる。
(草木堆肥のおかげ)
セロリ嫌いの大人が好きに
なる。一度味わうとくせに!
 
手前が芽キャベツの苗、
初出荷は来年の1月中旬
 
帰りに3番の畑を通ると、ようやく色付いたパプリカが・・・足と止めさせる。
 
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