農園日誌

23.7.4(月曜日)曇り後雨 最高温度32度、最低温度26度
 
 
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農園復活に向けて、深く畝上げ
 
 
 
救いの神の子になるか!
フルーツトマトは元気に復活中
 
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梅雨空は一進一退、雨が上がらねば、ほとんどの夏野菜が復活できず、仮死状態
から脱しない。わずかに出ている白根は復活のシンボル(茶褐色になった根)
 
現在、畑では、除草作業(雨の合間に)、こぶし取り、三叉鍬で畝下を堀下げ、
鍬で畝の上部に掘り上げる作業を雨の合間に延々と行う。かなりな重労働になり、女性陣にはさせられない。
 
今、強い雨が、又、突然降り出した。梅雨明けはまだか?
 
そんな中、救いなのが、フルーツトマトに復活の兆しが現れる。一時、穂先が完全に
うなだれ、瀕死の重傷でした。雨の中、畝上げ作業をしたのが良かったのか、毎日
雨にもかかわらず、小さく宝石のような小粒の実が鈴なりになってきている。
逆に、瑞栄(トマト)は病気が発生し、元気がない。今年のトマトが心配です。
 
野菜と良く話し合い、息ができないとのこと・・・かわいがったほどにしか育たない。
 
梅雨入り後に植えつけた胡瓜が同じく根の呼吸が出来ず、ひねた胡瓜しかできず
勢いがまったくない。植える畑を間違った。(かっては田んぼでした)
胡瓜は通常水を欲しがる。過ぎたるは及ばざるが如し。後悔先に立たずでした。
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急遽、胡瓜の種を蒔き、現在定植中
新聞は瓜蝿えから身を守るための覆い
今回は、深く畝上げをした。
梅雨が早く明けたら、今度は水分不足
になるか?
 
右隣は、成長不足の万願寺とうがらし
やっとよとう虫の難を逃れ、生き残った
のに。
 
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除草作業中の一本葱の畝。
これは、白根の部位を多くするために
何段階かの土寄せ作業を行う。
 
この品種は下仁田葱と九条葱の
掛け合わせ。2月に種を蒔き、9~12
月にやっと出荷が可能となる。
長く暑い夏を無事に乗り越えたもの
しか生き残れない。サバイバル中、
右隣は除草作業を終えた万願寺とうがらしと加茂茄子の畝。かわいそうなくらい、幼い苗です。無事に育って欲しい。
 
最近になって、うれしい話。
一つは、この2カ月で急増した関東地域のお試しセット(隔週で2回)希望のお客様達の100%が継続の意思表示を頂きました。
皆、一同に、こんな野菜は今まで食べたことがない。土臭い味かと思ったら、上品でやさしい味がした、野菜嫌いの子供やご主人が喜んで食べてくれる、包丁が急に
切れるようになった、これが歯切れの良い野菜なんですね、などなどの反響があり
中でもうれしいのは、当農園の被害や状況にとても心配して頂いてくれることです。
 
そうです。これらの野菜達を一緒に食べている仲間に加わって頂いたことや、見てくれ重視の野菜から、野菜の味・香り・旨さ・食感に共鳴して頂いたことは、野菜の真
の価値を見て頂いたということです。
 
今までからみれば、実に画期的なことです。
 
他の一つは、由布市に新たな仲間が生まれそうなことです。
会社を後進に譲り、人生の再出発として草木堆肥の農業に携わりたいと、言う方
が現れました。うれしいことです。
 
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