農園日誌

23.6.26(日曜日)曇り時折晴れ、最高温度29度、最低温度20度
 
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第一段目のフルーツトマト、左が黄・右が赤、皆様にお届けできる日も真近か・・・
今年の味はかなり良い。
 
前日とは異なり、いくらか凌ぎやすかったが、鍬打ちすると汗が噴出す。
腰が言うことをきいてくれない。持病の坐骨神経痛が梅雨と初秋に襲ってくる。
今年はかなりきつい。
気になっていた空心菜とおくらの苗を植えるために、スコップでこぶし取り
(球根が根を張り、雑草の中でも放置できない)を行い、2畝の土作りを行ったのが
響いている。
 
水没した畑も雨の回数が減ってきたため、徐々に水が抜け始めた。
心配なのは、トマト・ピーマン系の苗の成長が止まってしまうか、萎れ始めたこと。
原因は雨なのだが・・・何か手を打たねば全滅の危機。
 
成長が止まったピーマンを掘り起こしてみると、根が茶色に、一部に白い髭根が、
まだ可能性がある。
400百本の苗を掘り起こし、長雨で固まった土を三叉鍬で掘り起こし、酸素を十分に入れてやり、植え直す作業を開始する。
萎れかかった200本のトマトの畝下を同じく三叉鍬で深く耕し、畝上げをし、
酸素を補給してやる。
雨のため、避難していた苗の植え付けも待っているし、夏草は伸び放題。こぶしは
あちこちに広がっている。茄子の手や胡瓜の手も入れてやらねば・・・などなど、
することだらけ。早く梅雨が明けねば作業は進まない。心と体はあせっては空回り
又、腰が悲鳴を上げている。
 
この長雨で黒土の特徴である肌理の細かさが裏目と出たこと。
草木堆肥により土の構造が団粒化していることに過信していたこと。
植える前にこの長雨とその対策・予防をしておけば、ここまで成長不良や立ち枯れがでることはなかった筈。
 
18年やってもまだ分からないことだらけ、露地栽培の難しさと自然環境の変化は
人智をはるかに超えている。
 
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梅雨のわずかな休みに作った草木堆肥の山。切り替えしを行うためビニールを
はぐる。温度は75度。(第一次発酵が終わっている。辺りには味噌醤油の匂い)
 
それにつけても困ったのは、完全に野菜の在庫が切れてしまったこと。
現在確保できているのは、玉葱系・じゃがいも系・人参・露地にらだけ。
インゲン(半数は成長不良)・ようやく実り始めたフルーツトマト・一番成りの茄子
水没しかかった胡瓜・一部成長したピーマン系など、いずれも数には限りがあり
70余名とレストラン数件にはとても届かない。
大きく誤算となったのはズッキーニやごぼう
皆様には生育の可笑しい胡瓜などが届くかもしれません。申し訳なく心が痛みます。
 
6月末から7月にかけて、当農園始まって以来の「若干の遊び」をさせてもらって
よりしいか?
 
明日の今週のお届け野菜のブログ卵で詳細は述べますが、「草木堆肥で育った
フレッシュハーブティセット」と「朴の木で育った餅米によるお餅と黄な粉セット」
の二品を順次送らせて下さい。
 
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ティのベースになり、さわやかで圧倒的な
レモンの香り。
 
 
 
 
 
 
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クールミント
 
単独で飲むと、とんがったミントの
強い香りが鼻を刺す。
 
 
 
 
 
 
 
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コモンタイム
 
昔、織田信長が愛飲していたタイム
風邪などに効き、長寿の薬でした。
鳥や豚などの油をさわやかに
した味に変えてくれます。
(詳細は配送野菜のブログ欄で)
 
 
 
 
これ以外にはレモングラスなどが入ります。当農園で飲みやすく量をブレンド
して送ります。