農園日誌

23.3.24(木曜日)曇り後晴れ、最高温度12度、最低温度2度
 
3月も終わりというのに、寒い日々が続く。
震災被災者の方々はこの寒空の中、どのように過ごされているのか
胸が痛みます。
原発事故の処理に追われている現場の方々は、自身が強い放射能
浴びながら、恐怖に耐え、日夜闘い続けておられる。頭が下がります。
それに引き換え、政治家や高級官僚達の無為無策と無責任さには呆れております。このような非常時には手続きや前例などではなく、枠組みを取っ払い、できることは全て行わねばならない、と考えますが?日本の官僚機構や政治体制やそれに携わる人間達の責任逃ればかりが目に付き、志しが感じられないのはどこか寒々しい気持ちになってしまいます。
 
農園は今、花盛り期を迎えようとしております。トンネルで冬を越した野菜達は一斉に莟をつけ始めております。
この時期の野菜は慣行栽培の畑と異なり、草木堆肥ならではの美味しさがでております。
甘さ・柔らかさ・味の濃さなど一年で一番野菜の美味しい季節です。
 
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手前は水菜の花、奥はサラダ小松菜の花です。
花芽の部分をお浸しで頂きます。
ほろ苦さと甘さと味の濃さが美味しい。
 
 
 
 
 
 
最近になって、京都の八百義(有機野菜の卸販売)から急に注文が増えております
これも関東の野菜が放射能汚染に会っているとの風評から、関西方面への野菜の発注が増加したからだそうです。
同じ農業を行っている人達の心情と生活のことを考えると複雑な気持ちです。
但、当農園の野菜が消費者から支持をもらっているからですとの報告を受け、少しは気持ちが安らぎました。
他方、東京の飲食店は壊滅的な状況のようで、そこで働く人達も失業の恐れも出始めております。当農園も東京方面の飲食店への発送は全面ストップしており、かろうじて、大分県のアンテナショップ坐来が27日(月)から営業を再開するので野菜を送って欲しいとの連絡が入りました。そこもお客様が来なくても気力で頑張ります、とのことです・・・「頑張れ」と祈らざるを得ない。
 
関東方面のお客様方へ、何か必要なものがあれば、できるものは送ります。
不安でしょうが、地に足を着け、働いてください。
 
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サラダセットの辛し水菜と
奥はルッコラです。
現在の内容は、辛し水菜・マスタード
ルッコラに赤ほうれん草・水菜・
サラダ小松菜を合わせております。
この季節は増量しております。
又、花芽や立ちしたものも美味しいので、取り外さず、食べてやって下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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早稲玉葱の出荷は真近か?
除草したら、急速に成長を始めた。
美味しいです。お楽しみに。