農園日誌

23.4.27(水曜日)晴れ後雨(最高温度23度、最低温度14度)
 
今日は、出荷が少ない曜日(個人17先、レストラン3先)で14時半には全ての
出荷作業を無事終える。
 
玉葱をコンテナに18杯収穫し、(黒枝豆の植え込み場所を確保しなければ・・・)
農園管理棟の土間の上に、つるす準備作業を全員で行う。
 
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これは天井に干している風景、
小屋のほとんど全ての屋根裏に
玉葱・大蒜が架かることになる。
 
この季節の風物詩。
まさに壮観です。
 
1年間の玉葱と大蒜を確保する。
先人達の知恵で風通し良く
日陰に干して保管する。
 
 
先日、大分の全日空ホテルの面々が取材と勉強を兼ねて、農園にやってきた。
金田シェフや野菜ソムリエ・ワインソムリエなどなど・・・
ついでに内の孫もうれしそうに付いて回っている。
 
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何の説明をしているのか忘れましたが、
紫大根の味や育て方・食べ方だったか?
晴人(孫)には何のことだか?
一緒にうなづいてはいましたが、
 
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荷台に乗って、次の畑へ、帰りには女性陣も
面白いのか乗っておりました。
 
全日空ホテルが当農園の野菜を使って、6~7月に長期のイベントを打つそうです。
時間と余裕がありましたら、一度、食事にでもいかがですか!
かなりの時間を割いて、草木堆肥で育った野菜の調理の仕方・熱加減など話し合いました。プロ同士の話はできたと思います。
多くの料理人とも接しましたが、美味しい野菜(食材)を捜し求めて、内の野菜にたどりついたそうで、熱心な料理人でしたよ。既製の材料や調味料を使って手を省く料理人が多い中、今頃数少ない人材です。
 
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サラダセットの野菜達。
まだ幼い野菜ですが、花畑とは
異なり、違う美しさがあるとは
思いませんか?
通常は幼苗のベビーリーフを
出荷しますが、(幼苗のほうが回転が
良く、単価も稼げます)当農園は味の
薄い幼苗は出荷しません。
 
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前の写真が10日ほど以前に
撮ったものですが、これは今日
撮影しました。
出荷まで1週間のサラダセット野菜です
やや色が薄くなりましたが、
成熟期に入ろうとしており、味が乗って
きました。(2番の畑)
 
 
 
 
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ジャガイモの畑です。(5番の畑)
心配していたジャガイモもようやく
土寄せ作業ができそうです。
(土寄せ作業)
根元に土を掻き揚げ、茎から出てくる
ストローの張り出しを助ける。
そのストローの先にじゃがいもができる
じゃがいもは茎です。
ちなみにサツマイモは根です。
 
明日は農業者の方々への勉強会です。総員6名とのことです。
どのようにして強い農産物を作り、それをいかに販売するのか?がテーマとなる。
この方々は草木堆肥伝承者になる可能性を秘めております。
草木堆肥による農産物(商品)をマーケティングの知識を身につけていただき、
多くの消費者へ伝えることができるか?です。
 
私のこのような小さな取り組みを皆様もどうか支援してください。地域活性、ひいては日本の閉塞した環境をどこまで変えていけるか。見守ってください。