農園日誌

22.12.9(木曜日)曇り後晴れ最低温度5度、最高温度13度
 
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   農園は白い色に染まります。寒気が流れ込み、今日一日ビニールトンネル
   張り作業を行い、すっかり農園は冬景色。
 
明日は一級の寒気団が流れ込むとの予報で一日トンネル作業に費やす。
種の発芽は15度を下回ると極端に悪くなる。1週間前に種付けした畝
にトンネルを被せ、発芽を促す。
野菜の種類によりビニールの厚さとパオパオの掛けかたを変える。
冬の野菜は13度を下回ると生長が遅くなり、10度を切ると成長が
極端に緩やかになり、そのままにしておくと、日照時間が長くなりだす
2月下旬頃から幼いまま、蕾立ちを始めてしまう。春を感じるんだろう。
さらに、氷点下2度までは耐えるものもあるが、それ以下になると、氷結
して萎れる。(寒にやられる)
温度の高い日や太陽が出る日は、トンネルをはぐり、野菜の旨みを引き
出すためにわざと冷気に当てる。
そのため、冬季の露地栽培は常に緊張感の連続となる。
 
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とうがらしの赤が畑に一点の花を
添える。
今年は成長が遅れ、青いままのとうがらしが多く、やっと40%が色付いてくれた。
フライパンに油を垂らし、とうがらしを入れ、辛味と香りを移す。さらににんにくやしょうが・セロリの葉などとと一緒に炒め、料理の下味をつける。是非やってみてください。
尚、好みで丸のままか種を出し、カットして入れる。勿論カットすれば辛味が増す。今年も月桂樹の葉と一緒に個人の方にも一回は届けます。
 
畑に来春用の豆類を植え、藁を掛け、越冬します。
やっと越冬の準備が完了しました。
豆類は寒い冬の間に土の中で根を伸ばし、地上部はひたすら寒さに耐え
春の訪れを待ち続けます。みんな生き残ってくれることを祈ります。
 
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豆類は一番最初に絹サヤ
えんどうが、次にスナップえんどうが、少し遅れて実えんどうが、最後に空豆が結実します
来年はいつ頃になるか?
気候しだいです。
 
 
 
 
 
(年末年始のお知らせ)
今年もありがとうございました。
12月の29日を持ちまして個人の配達はお休みさせていただき、、来年は1月6日からの配送とさせていただきます。
(レストランは個別対応とさせていただきます)
来年は当農園も大きな転機を迎えることにしたいと考えております。
決定次第お知らせいたします。
 
PS.
12.16日、民報でおそらく「ごちになります!」の番組とは思いますが、
当農園が開店以来野菜を送り続けている(メイン野菜としていただいて
おります)東京の坐来(県のアンテナショップ)の料理が放映されるそうです
シェフの梅原氏からの連絡によりますと、佐藤自然農園の野菜が2品ほど
紹介されるそうです。
今後とも梅原氏他、坐来の皆さんの頑張りに期待しております。
どうか、皆様も東京にお立ち寄りの際は是非訪ねてみてください。