農園日誌

22.9.28(火曜日)晴れ
 
昨日待望の雨が降り、約2カ月ぶりの雨でようやく毎日5時間をかける
水遣りからしばらく開放され、今日トマトの選定ができた。
野菜達も青々と元気がでて、うれしそうです。
今まで人参の種蒔きを立て続けて3回しましたが、雨がなく発芽は惨憺
たる有様で蒔き直しの連続でしたが、この雨で先日蒔きなおした種が
一斉に発芽していた。自然の力の偉大さで人間の水遣りでは発芽しな
かったのに・・・・人間の思いや営みは大自然の前ではあまりにも小さく
人間のおごりを戒めているかのようです。
 
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水菜の幼苗                 青梗菜の幼苗
 
昨日は又、当農園の大口出荷先である福岡のジョルジュマルソーの
一行7人が農園の体験と手伝いに来てくれました。
オーナーシェフの小西氏はどうやら雨男のようで前回同様雨をもたら
してくれました。恵みの雨=福の神かな?
昼ごはんをみなで食べ、選定枝の破砕作業と堆肥作りを手伝って
くれました。皆さん汗だくで本当にご苦労さんでした。
若い男性社員が全てで元気もいただきました。多少うらやましさも・・・
 
そのときの小西氏の話;
最近、女性料理研究家が科学調味料いっぱいの味付けをして美味しい
と言った話をしていたが、本当の美味しさを知らない料理人が多く、
消費者にもその話が伝わり、どうしたものかな?
その思いは当農園の野菜作りの信念にも通じており、なるほど、うちの
野菜を精一杯使ってくれているのは、思想や価値観が合っているから
だとつくづく思いました。ありがたいと同時にこの輪を広げていくことを
大切にしていきたいとますます感じました。
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畑にもこの雨で一気に秋がやってきました。上は畑の隣に咲くマンジュ
シャゲ(彼岸花)です。
畑は今から秋野菜の植え込みや種蒔き育苗に大忙しです。
先日もセロリ300余本、芽キャベツ100本、ほうれん草・小松菜・水菜
などの秋野菜を植え込みました。
今年は夏が長かった分、秋が短く、一足飛びで冬がやってきます。
この時期から野菜が一気に美味しくなります。
但、虫は以前として活発に活動しており、人間と虫との知恵比べと
根気の戦いも同時に激しくなります。
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草木堆肥の切り替えし作業です。草や葉を食べる(分解)微生物達の
増殖するエネルギーが熱を生み、このように大量の煙(湯気)がでます。
この微生物が活発に活動する堆肥が土を肥やしてくれます。