農園日誌ー今年もよろしく!

26,1,5(日曜日)曇り、最高温度9度、最低温度5度
 
イメージ 1
 
 
明けましておめでとうございます。今年も農園日誌をよろしくお願いいたします。
農園の日常から、協賛者の圃場の状況まで、皆様にお届けできるよう頑張る所存
です。今年は何が起こるか、楽しみであり、怖くもあります。どうかおだやかな日常
であってほしいと願っております。
只今、佐藤自然農園のホームページを「むかし野菜の邑」グループとして、改定の
途上です。お楽しみください。
 
農園では、今年、漬物や加工品の充実を図り、皆様方に喜んで頂けるように努力
していきます。
この冬の期間は漬物の仕込みの時期であり、その行程などもご紹介していきます
12~2月にかけて、味噌作り・高菜漬け・大根漬けなどを行います。
田北農園や平野農園からは米処、庄内(由布市の山間部)産のもち米を使った
お餅を2~3回はお届けできると思います。
いずれも農園のお客様よりの強い要望が出ている加工品です。
 
イメージ 2
収穫し、天日干しにした高菜を
塩でもみこんでいるところです。
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一度漬け込んだ高菜を搾り、灰汁を
出して、また、漬け込みます。この行程を
2~3回ほどしてから本漬けにする。
 
 
イメージ 4これは二回目の漬け込み
の高菜です。
 
塩の加減から石の重さな
どの調整に経験が必要に
なります。本漬けの際は、
とうがらしを加え、腐敗菌
や虫の侵入を防ぐ。
 
手間はかかるが、本物の
昔ながらの発酵食品が
美味しさの証です。
鼈甲色になったら食べ時。
 
 
今年も、突然の冬到来で秋蒔き野菜の成長が止まり、二週間のお休みを頂き、
農園スタッフはしばらくの休養が取れた。
休んでくれないのは、頑張っている野菜達の管理。雨が降れば、また、暖かい
が続けば、トンネルを剥ぐり、貴重な冬の雨を受け、お日様に当て、時には、寒に
晒し、露地野菜の活力を取り戻させる。
 
イメージ 5
もやし状態であった小松菜が青々と
精気を取り戻した。
 
イメージ 6
 
 
 
寒で地面にはいつくばっていたセロリが
トンネルのおかげで立ち上がってきた
 
 
 
イメージ 7春を待つレタス系野菜達。
暖かいお正月が続き、太陽の光に
当たり、うれしそう。
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トンネルの中でなよなよとして大きくなりつ
つある白菜。約1週間剥いでいるとしっかり
とした青葉となった。2月下旬頃の出荷予定
 
 
正月明けにテレビをつけてみると、安部総理が「私が立てた三本の矢が・・・経済
成長戦略がどうのこうの・・」と自慢げにしゃべっている。まるで復古調の旧自民党
が戻ってきたようで、内容に乏しい三本目の矢が冬枯れの田んぼに失速して突き
さったように見えるのは私だけでしょうか?
 
大分の温泉銭湯に入って疲れた体を癒していると、常連さんが入ってきて、正月
がきたが、何にも変わらん!とぼやいている。テレビの安部さんの悲壮な顔が
チャップリン喜劇王にオーバーラップしていく。
 
日本人の一人ひとりが他人頼りにするのではなく、自分が出来ることを淡々と行う
自分なりの目標を立てて・・・今年も皆様、頑張りましょう。子供達に夢の無い未来
を渡さないように・・・・とそのおじさんに、言ってしまった。こちらも充分におじさんの
くせにですね。