24.4.5(木曜日)晴れ、最高温度17度、最低温度7度
春、爛漫、朝晩は少し冷え込む。
夏野菜はまだ遅霜が怖く、植え付けが出来ない。4.20以降になるか。
そのための畑の準備などで忙しい毎日。疲れが溜まる頃。季節の変わり目は
いつもながら腰が痛む。
そんな中、関東のKさんからうれしい便り、
「乳幼児アトピーが全快しました。自分も体調不良が治ったみたい」
Kさんは内の野菜を食べ始めてから、6カ月は経ったか。いずれにしてもうれしい。
自然野菜の自己治癒能力によるものであり、ご家族の体調も皆さん良いようだ。
トンネルが除かれ、冬野菜
も撤去し、堆肥を振り、
夏野菜の植え付け準備が進む4番の畑。
ここは南北に畝を切り、
実物に合わせた畑。
(均等に日当たりが良い)
研修中の後藤さんと
畑作りを行うが、飲み込み
が良く、将来が楽しみだ!
こちらは春野菜の種蒔き
が完了し、水遣りを終えた
3番の畑。
一斉に芽吹いている。
(チンゲン・小松菜・サラダ
蕪・赤蕪・水菜・サラダセットなどなど)
女性陣が頑張ってくれた
皆、子育て中。乳母車
に乗せ、一緒に作業を
見守る。
葉野菜が育つ3番の畑
春キャベツ・半結球レタス
サラダセットなど、
春の夕暮れの淡い光が
春野菜に当たり、やさしい
絵を描き出す。
後藤さんのお土産に野菜を収穫して回っている風景
奥さんが料理が好きだそうで、内の野菜を楽しみに
しているようだ。
春キャベツは巻くか、開くかの瀬戸際、莟立ちしないことをひたすら願う。
半結球レタスはトンネルの中で奇跡的に越冬し終えた。しばし、寒にあて、シャンと
なるのを待ち、出荷ができるようになる。
先日の話、
去年から草木堆肥による農業を始めた河野さん、「苦労して育てた野菜の多くが
莟立ちし、ほとんど出荷にこぎつけなかった。佐藤さんは良くこんな状況で露地栽培を続けられてきたなあ!」と・・・
「内も5畝の野菜が莟立ちしたり、傷んだり、良くあることですよ。今年の冬は特に
寒さが長く続き、野菜が回復できなかったり、早く莟立ちしたりと・・・そんなこともよくあるのが、露地栽培です」「そんなことで暗くなってたら、農業はやっていけないですよ。そのうち、良いこともありますよ。頑張れ!」と・・・エールを贈る。
年々、たくましくなっていくことを祈る!
研修に来た後藤さんのお父さんが自然薯を栽培しており、今日お土産に持ってくる
早速家出食べてみることに・・・天然の山芋の蔓を掘り、畑に移植し、育てたもの。
幻の自然薯と言われたものが一般家庭の食卓で食べれるようになるかも。
試食の結果が良ければ、当農園にて出荷も検討することになる。但し、難点は
やや高価なものになること。
先日の話、
以前当農園で一年間研修した料理人斉藤君が久しぶりに農園を訪れた。
同じく研修中の甲斐君と同席、
この機会に啓子さんが齋藤君
のために料理を作る。
自然農・梨の平野さん夫妻も
お呼びしての昼食。
心なしか暗い雰囲気に見える
のはお互い初対面のせいか?
この後、同行者が持つ心意気
が通じてか、長く談笑に花が
咲く。
孫達も、当然にその親たちも
全員集合の風景。
孫のひなたは齋藤君を覚えていて
恥ずかしそうに微笑む。
傍若無人なはると君、やわが道を
行くのかおるちゃんと仲良く
ご飯をほうばる。
東京のほうでは、最近野菜の高騰が言われ続けているそうな。
あるお客様から、佐藤さんの野菜は市販のスーパーのものより、安いが、良いのですか?こんなに美味しいのに、と、メールを頂く。
又、九州産の野菜は関東ではかなりな値段を付けているそうな。
メールを返す。
「野菜の価値はなんで決まるのでしょうか。見え形ではなく、美味しさ=栄養価で
なければ可笑しいですね。そして、毎日、口にするものですから、そんなに高いと
皆さんが食べれないでしょう。それと一時的な風評や気候の変動で一々価格が
大きく変動するのは、どこか無理があります。内の野菜を通年取って頂いている
消費者の方々には多くできる時も難しい時季も同じ価格で食べて頂きたいのが
私の信念ですから」と・・・
山椿の花も満開!私を忘れないでと!桜だけが脚光を浴びるのはかわいそうです
そして、私が好きな花でもあります。 潔いことでは桜と同じです。