新春の野菜の生育状況は?

24.1.12(木曜日)晴れ、最高温度8度、最低温度ー2度
 
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今年も寒い日々が続く。1月に入ると寒さは一段と厳しくなる。
例年であれば、かなり暖かい日もあるのだが、今年は毎朝、氷が張り、霜柱が
立つ。トンネルも閉じたままの状態。芽吹いたばかりの野菜は、固まっている。
野菜の成長が見込まれ、二週間のお休みを頂いたのだが、それもあまり効果
がないようだ。
 
それでも、白菜やキャベツは本当にゆっくりと生長している。
小松菜・青梗菜なども小さいながら、出荷できそうなほどには育っている。
後が続くかが問題。
 
イメージ 2去年出荷の残りの青梗菜
これを出荷したら、後の青梗菜
の成長が追いつくか?
この時季の青物野菜はトンネルの
中で、寒さに氷つき、ようやくお昼
頃に解凍し、生気を取り戻す。
それを約1~2カ月耐え抜いた
ものだけがようやく出荷となる。
茎や葉の中には糖分が一杯。
葉や茎はシャキッとして歯ざわりが良い。一年で最高の味となる。
 
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後に続く青梗菜・小松菜達。
 
3日前に被覆布を取り除いた
ばかり。
これを剥ぐタイミングを間違うと
全て煮えたようになり落ちてゆく。
うまく行った。
 
これから、寒に当て、ゆっくりと
旨みを蓄えさせる。その代わり
成長は実に遅くなる。
 
 
イメージ 5チマ・サンチュ
 
2月中旬頃に出荷予定の葉野菜。
肉料理に合う。勿論生食です。
ほんのりとした苦味と甘み・食感
が美味しい。
我が家では焼肉料理を食べに行く
際に、こっそりと持ち込み、焼肉に
巻いて食べる。焼肉屋さんには
ごめんなさい。
 
 
 
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ツァーサイ(中国野菜)
(2月初旬頃の出荷)
 
葉緑素のかたまりのような野菜。
誰かがコサージュのような!と・・・
 
炒め物・パスタ・煮物(特に煮魚に)
に合う。
 
苦味がポイント。ちょっと癖になる
 
 
 
 
新春の初荷は巻き損ねた白菜(佐藤自然農園の恒例)・九条葱・青梗菜・小松菜
などの鍋セットになる。
次には間に合えば、春キャベツ。口に突き刺さるような食感となる。噛めば旨みが
口に広がる。
 
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1.5.に大分県のアンテナショップ、東京坐来のスタッフ研修が当農園にて
行われた。毎春の恒例となっているようだ。
坐来のオープン当初から、佐藤自然農園の野菜がメインの菜として使われてきている。坐来は梅原シェフをはじめ、スタッフの工夫と頑張りにより、東京では有名店の
一つになっており、少しはそのお役に立っているようだ。
 
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当農園の草木堆肥の主原料
である剪定枝の破砕作業の跡
 
この葉や枝の中に様々な
放線菌や微生物が棲んでおり
実にバランスの良いミネラル
分が含まれてもいる。
 
(忘れたがそのようなことを
説明していたのか)
いつのまにか、ちゃっかりと
研修の輪の中に、孫が居座って
いる。
 
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発酵させている堆肥。
 
草・葉・木が80%以上、
牛糞が20%程度。
 
一時発酵の段階。温度は
70度にもなる。
 
ここでも孫が案内役か?
皆、何となく笑い顔はそのせいか?場を和ませているようだ。
 
 
イメージ 10全員で田植えの真っ最中!
 
・・・に見えてしまうが、
土の感触を実感させている。
この畑は草木堆肥歴、7年目
となり、土は砂のようにさらさら
となり、歩くと土のクッションで
ふわふわと・・・
 
皆、これで草木堆肥で育った
野菜の美味しさの訳に納得した
ようだ。
 
イメージ 3暖かいハウス内でのおやつ
の風景。
 
女性陣が用意した肉まんや
(実は野菜万頭)
自家製の小豆による
おはぎを食べ、皆、よく食べる。
 
一腹できたら、美味しい野菜
作りとは、の講義が待っている。