農園は冬景色

23.12.9(金曜日)曇り時々晴れ、最高温度10度、最低温度6度
 
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      農園はすっかり白色に染まりました。これから、長い冬に入る
 
今日も個人顧客11人の出荷作業を済ませ、子供達とトンネル張り作業。
先週の土曜日から、冬に備えて、一人で黙々とトンネル張り作業を行い、3・4番
の畑にトンネルを張り続ける毎日。そうしたら、こんな風景になりました。
 
この一月は夏野菜の整理、畑の除草作業、畑作り、秋冬野菜の種蒔き、そして
少しでも温度の高い時季に発芽させ、冬野菜の作付けと保温のために、トンネル
張り作業と、息付く暇もない。
寒の訪れる明日までに何とか最低限のトンネルは張り終えた。
 
同行者の河野さんが農園を訪れ、思わず、「かっこいい」と、
冬の寒さの中で、荘厳な風景が畑一面に広がる。私もきれいだな!と思う。
昔はどこにでもあった露地栽培のトンネル風景が、今は無くなってしまった。
すでに、施設(ハウスなどの)園芸全盛になっている。
 
これから、晴れた日や暖かい日はトンネルをはぐり、極寒の日や夜は閉める
作業がこれから、毎日続くことになる。冬の突風で吹き飛ぶこともしばしば。
又、やり直せば良い。
それでも、この風景が私は好きだ。
 
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キャベツの畝とほうれん草
の畝。
まばらなところは虫による
被害。今年のようにいつまでも虫害が多いことはなかった。
いつもであれば、もう数回
出荷しているほうれん草
が未だ一回も出荷に
至っていない。
 
キャベツは日照不足により、生長不良。とうとう冬に
なってしまった。
 
イメージ 3セロリの畑(3番)
 
これは半月前の状態。
 
それでもようやく待望の
セロリの初出荷を
来週行う。
これも半月以上遅れている
 
葉っぱも含めて捨てる処
がない。
芽掻きした下葉を頂く、
美味しい。
 
ブログでの紹介が遅れましたが、当農園の出荷メンバーに由布市庄内の
椎茸農家、田北さんが加わる。すでに前触れも無く水曜日から出荷している。
 
田北さんの椎茸は勿論、原木椎茸セミナーの参加メンバーだが、一度頂いて
孫達と焼いて食べた。子供達(3歳と5歳)はもうぱくぱくと食べる。
肉厚で香りがあり、味もある。久しぶりに美味しい焼き椎茸を食べた。
そこで、即、内での出荷となったもの。(土曜日に現地に出向き、写真など視察に
訪れ、その後、ブログで紹介する予定)
 
昨日、由布市のブランド協議会の会議に呼ばれ、今後の中山間地を抱える由布市
地域活性化有機農業で!との趣旨。
悲しくなるのは、皆、自分達のことを主張する。そんな趣旨ではないはずだが・・・
それだからなのか、皆、マーケットの現実や動向が見えておられない。
先が思いやられる。
但、私は自分ができる範囲で一生懸命頑張っている専業農家を発掘し、その商品にできるだけ、マーケットニーズに答えられるような改良を加え、日の目を当てて
行こうと考える。今回の椎茸農家田北さんもその一つ。
明日は苺農家を訪問する予定。
自分の足元は相変わらずの野菜不足。思い切って正月前後に2週間の休園を
決意せざるをえないのかも?(例年は一週間の休みを頂く)
 
そんな中、県の商工課から電話。東京坐来の研修を来年1月5日にお願いできないだろうかと、
ここのスタッフも皆、頑張っている。早速、研修のほか、何のおもてなしをするか?
料理のヒントになるようなものを提供するか?などと思いをめぐらす。
 
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          竹田市城址にて、孫達とのひと時、農園の休日に、