季節の移り変わり

23.9.25(日曜日)晴れ時折曇り、最高温度25度、最低温度20度
 
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     道端に、一叢燃えて、まんじゅしゃげ、去り行く夏に、何故か寂しく!
 
今日は朝から忙しく(このところ毎日ですが)4番のトマトを整理し(撤去)秋用の
大根のため一畝作る。昼から北九州から一人相談に見えるため、何とか、午前
中に5番の畑に堆肥を振り、耕運機をかけ、先日除去(前は南瓜の畝)した雑草を運び出そうとしたところ、嫌なこぶし(しつこい豆根付きの雑草)がはびこっている。
それにてこずり、待ち合わせの1時に間に合わない。
 
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4番の畑、
 
以前はトマトの畑、
大根・蕪類・聖護院大根・ビーツ
などの種蒔きを行う。
これらの畝を秋は3~4回転(畝)
させる。(3週間間隔で)
秋冬の蕪や大根系はいよいよ
美味しい野菜の本番シーズン。
10月下旬頃から・・・
 
1時半頃、30分遅刻。ようやくお客さんとの相談に間に合う。
彼は3代目で、北九州では老舗の町の本屋さんの社長。親父さんの急死で社長
業を引き継ぐ。親子2代に亘り、30年間、相談に応じてきた。
奇跡的に生き残っている。それも親子二代の死に物狂いの頑張りによる。
出版元の理不尽さと、ようやく信頼してくれつつある金融機関との付き合い方など、
今後の事業展開の要点(外商部門の強化策・書店の生き残り)社員教育や人材採用など、話は多岐に亘り、時間がかかる。
私から叱られるために北九州からわざわざ来ているの図、親子二代で・・・
最後は社長業の苦しさを語り頑張れと、やや涙ぐみながら別れる(3時間を越えた)
 
取って返し、種物屋により、にんにくの種などを購入し、5番の畝作り(鍬打ち)、こぶし取り、雑草の搬出作業。美しく色付いた茜色の空を眺める暇もなし。
通りかかる人達が、「早く帰らんね!ご苦労やね」とお声をかけられ、「もう、見えんね」と答える。ようやく、地域の農家さんから、余所者扱いが薄れてきたのか?
作業を終えたのが、午後7時半、あたりは真っ暗、家路に向かう。
 
 
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無残に萎れたピーマンの木。
台風による集中豪雨により、根が傷み
枯れはじめる。
 
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同じく葉が茶色に、萎れ始める
加茂茄子。
 
 
 
今年、3回目のピンチが訪れようとしている。
例年この時季は、夏野菜から、秋冬野菜への衣替えの季節、ピーマン・茄子などは
その端境期にこそ、商品ラインとして活躍せねばならない野菜群、それがこの状態
では、つなぐ野菜が見当たらない。
早く草木堆肥を使う仲間達を育てねば・・・でも問題は今の状況、何とかしなければ
 
 
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青紫蘇は早くも花が咲き、実を
付け始めている。
 
紫蘇の実は揚げ物や味噌漬け
には美味しい素材、
何とか工夫できるか?
 
 
 
 
 
 
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寒くなり始めてようやく
色付き始めたセニュリータ
(ミニパプリカ)
 
豪雨から生き残った?ピーマン
茄子・パプリカ達と
まだもったいない一本葱・筍芋
里芋・さつまいもで繋いで行こう、
などと、思いをめぐらす毎日。
 
 
 
野菜作りがこんなにも難しいものだとは!改めて考えさせられる気候の変化が
つい、弱気の虫をくすぐる。
期待して頂いている消費者の方々には失望させられない、と、今日の老舗の本屋
さんの親父にも顔向けできないか?などと、農業者ではない、直接お客様と向き合う事業者の顔に戻り、後、一ヶ月凌げば、何とかなる!
 
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たわわに実を付ける黒大豆。
10月中・下旬頃に間に合うか。
 
これは出始めが枝豆。他を圧倒
する美味しさ。
 
次はやや大豆がかった枝豆、
サラダ感覚や少し火を通して
付け出しやパスタなどに。
 
最後は黒大豆になる。
 
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一つだけ豪雨のお陰が・・・
 
乾燥していた5番の畑が潤い、
畝は流れたが、秋じゃがが一斉に
芽を吹き始める。
 
 
今年は美味しい秋じゃがが取れそうな予感。
 
 
 
 
明日は30余人の個人顧客とレストラン3先、忙しい。
明後日は第三回目の農業セミナー、新たな仲間作りの芽が出るか?