農園日誌

23.7.22(金曜日)晴れ、最高温度32度、最低温度26度
 
昨日、あまりの草に2番の畑の草刈を行い、筍芋の中の除草作業を寛子さんと
行う。その草(貴重な堆肥の原料)を畑の外に出そうと、軽トラを乗り入れると
見事に埋まり込み、嫌になって、その日の作業は中止。(疲れていたのです)
 
翌日朝、寛子さんに運転席に座らせ、板敷きなどをタイヤの下に敷き込み、
私が後ろから押し、ようやく脱出に成功。(寛子さんは長男のお嫁さんで、三児
の母です)
今日、早速遅れていた土寄せ作業を半分程度終了する。
(種芋の横に子・孫芋が付くように土を寄せていく作業ですが、これが土が湿り
固まり、鍬が重いこと、重いこと、。最近こんな作業がえんえんと続く)
 
イメージ 1
筍芋(京芋)
 
里芋のようです。
勿論その仲間ですが、
元々は南方の芋のようです
京都人の厚かましさか、
ちゃっかり京芋と名づけて
いる。
京都では椀物に良く使い、
粘りが少なくあっさりとした
食感。当農園の9~11月の
定番の野菜です。
 
 
お昼、ある会社の相談事で、やむをえず、元の勤め先の銀行本店に出向く。
久しぶりの銀行、私が教えた行員が審査部長・○○副部長などになっており、
自分の年を痛感させられた。
 
帰着してからが大変。作業着に着替え、5番の畑に堆肥振り、除草した草の回収
作業、腰が笑っている。
 
農作業終了後、日課畑の見回り、茄子はかなり立ち上げってきているが、本格的に実がなり始めるには、後、1カ月か?ため息が出る。
新しく植えた胡瓜は、背丈が30センチから1メートルと伸びてはいるが、これも、後
2週間か?もう一つため息。
 
イメージ 2
 
 
 
これはまだ子供、
支柱をしてやらねば、
成長しない。
 
二番手の茄子群、
初秋頃に最盛期を迎える。
あくまでも、予定!
 
 
 
 
 
ピーマン・パプリカ・セニョリータ・万願寺とうがらし伏見とうがらしなどのピーマン系
野菜に至っては、まだ本の子供、そのくせ、一粒か二粒の実を付けている。
最後に大きなため息。
 
イメージ 3
 
野菜は生長する時期に成長
しないと、大きくは育たない。
4~5の記録的な少雨(乾季)
6月の記録的な連続した
集中豪雨。よとう虫の大量発生
 
毎年、思うことだが、気候の
著しい変動(暑さ・寒さ・豪雨)
が集中的に発生する。
野菜作りの難しさを痛感。
 
 
 
個人顧客が急増しており、この野菜不足(成長不良)には気が滅入る。
何とかしなくちゃ!
大分県緒方町の西さんからの情報によると、四国は相次ぐ気候変動で、ほぼ
壊滅状態、関西は半滅状態、関東は放射能の直接影響や風評被害とのこと。
 
それから比べれば、むしろ感謝しなくてはいけないくらいか・・・
農業者の苦衷を察すると私も、お客様も我慢しなくちゃ。ですね。
 
苦肉の策としてのフレッシュハーブティセットは一応の反響はあったが、今月、もう
一回やろうかとも考える。
ちょっと早いが、一本葱の出荷を!でももったいない!と揺れ動く。
 
イメージ 4
除草作業が半分終わった2番の畑。
左から人参・一本葱・新聞掛け中の胡瓜・一番果の茄子
 
夜になって、ブログ作成中、この後、前回触れた農業セミナーの説明用シートを
作成。今日中には眠りたいが・・・