農園日誌

23.4.15(金曜日)曇り時々晴れ(最高温度20度、最低温度12度)
 
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           近所の歴史資料館の桜並木。春爛漫
 
今日は、若干でも雨が降るのではの期待が見事に裏切られた。
近くの小野さんなど、もう絶対に信用しない。永久に雨が降らんでもいい。
などと、天に向かって叫んでいました。
最近1.5カ月雨らしい雨が降っていない。土の中は水分がまったくない。
野菜はひたすら耐えている。水遣りにも限界がある。
 
※草木堆肥で出来上がった土の構造は砂のような団粒構造となっており、
この団粒の中に水分や栄養価が溜まる。少雨が続くことにも他のところよりは
水持ちが良いため、まだ野菜は耐えていられる。
 
夏野菜の植え付け時期は迫っている。
今日は諦めて、トマトの第一陣を植え付ける。ごぼうも種を蒔く。
軽トラにタンクを積んで、水遣りを行う。
例年この季節は菜種梅雨といって季節の変わり目に、野菜の植え付け時期に
合わせて良く雨が降る。
最近の傾向として、これらの日本の気候や季節感も変えざるを得ないのかも・・・
 
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二番の畑、ここは昔、田んぼのため、この渇水期にもやや土の中に水気は感じる。
 
トンネル一色だった畑が春野菜に
覆われている。雨がふればのぞかな風景なのに・・・・!
左からサラダセット・春ほうれん草
にんじんの畝が並ぶ。
どうですか?かわいいでしょう。
除草作業を終え、きれいになりました。
1月蒔きのキャベツから花芽が覗く。見事に失敗。
巻かずに開いてしまった。農業の難しさを感じる。去年はうまくいったのに・・・・・・・
2月蒔きのキャベツに期待するしかない。最近お客さんからキャベツは?人参は?
と催促される。季節に逆らっても難しいのです。
 
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春白菜は今の処、巻く気配が見える。
下葉が枯れ始めている。少雨の影響
4月に間に合うか?
 
春の端境期を迎え、商品アイテムが
減っている。背中にプレッシャーを感じる
 
 
 
 
 
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ようやく芽を覗かせた馬鈴薯
例年より半月は遅れている。
梅雨前に結実してくれるか?
 
今年は北あかり・メークィン・アンデス
を植える。
 
ところで、じゃがいもは根か?茎か?
それを知らないと、堆肥の撒き方、
育て方が違う。
 
イメージ 5今年は玉葱や大蒜が良い。
成長が悪くやきもきさせられたが、
季節が訪れると成長するものだ。
 
葉付き玉葱の時期です。
玉葱の葉にはまだ栄養価が詰まっている
玉葱の首が折れると、栄養価が玉葱の本体に移り、完熟期(収穫期)を迎える。
この前、玉葱の葉と玉を使ってすき焼き
をする。青梗菜・大根なども入れ旨かった
配達の際に、お客さん達に今日は内は葉玉葱を使ったすき焼きですよ、と説明して回ったら、家で皆に恥ずかしいまねは
止めてくださいと、叱られる。
 
最近、ありがたいことに新規の方が増え、収穫作業に追われる毎日。
近くに迫ってきた端境期ご心配だ。「配達する野菜がない」などの夢を見る。
早く雨が降って、野菜が生長することを願う。
乾ききった大地から、土埃が舞い上がり、口の中がじゃりつく。
 
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10月に種蒔きした空豆に花が咲いた。
 
今年もミツバチが飛んでおらず、
受粉ができないのか?
心配だ。
 
人類が招いた異常な気候に自然界も
反発しているのか。