農園日誌PART5

                  季節はずれのトンネル
 
昨日は季節はずれのトンネル張り作業を全員で7時半までかかって行いました。
3~4月にかけて異常な低温と日照不足が続き、遅霜にさらされております。
例年では4月10日頃から夏野菜を植えつけます。(特に瓜系・南瓜などは早く植付けしないと
夏日が続く7月頃までに成長できず、実が大きくならないうちに終わってしまいます。)
今年のように4月20日過ぎにトンネルを張るのは初めてです。
 
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①竹の支柱張り
                                        支柱張り完成(左は瓜・右は南瓜の苗)
 
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③ビニール張り作業
④竹の押さえをしてトンネル張り作業完成(5番の畑)まるで冬に逆戻りしたかのよう。
 
 
翌日は(土曜日)農園の休日。
一人私だけは畑の見回りや管理とゆっくりとした作業を行います。
野菜達に話しかけ、キャベツの虫取り・豆の中の草取り・2番の畑の草刈・育苗ハウスの水遣り・
幼いほうれん草やごぼうの上の覆布の剥ぎ取り・じゃがいも畑の草取り・成長不足の玉葱の収穫
などなど、・・・あまりゆっくりともしてないか!
とにかく栽培計画・出荷計画など、畑を見回りながら、野菜がして欲しいことを聞いて回ります。
 
 
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                  玉葱の畑(5番の畑)約12000本が植わっています
 
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極早稲品種                                                             冷春の影響で成長不良の超極早稲品種
 
玉葱の品種
玉葱には超極早稲・極早稲・早稲・中早稲・遅手などがあり、それぞれ3月下旬取り・4月上旬取り・
4月中旬取り・4月下旬取り・5月取りとあります。これは次の作物の植付け時期にあわせ品種改良
されたものです。
今回の冷春の影響を受けたものはこの超極早稲品種です。あまりに寒い日や雨が続き成長不良を
招き写真のような極小の玉葱となってしまいました。
右のような超極小はレストランは喜びますが、農園は! 左のサイズも小さいのですが、今日
食べてみました。とても味があり美味しいので個人の方々へ出荷させていただきます。よろしく!
 
冷春の影響
豆類が大きな痛手を負いました。特にスナップえんどうは遅霜で一旦落ちました。現在復活中ですが、
おそらく例年の30%程度しかできないでしょう。
じゃがいもも一旦溶けてしまいました。これも自力で復活中ですが、出荷が遅れ、収量も例年の70%
程度でしょう。
全般的に成長が遅れています。逆にキャベツは冷春のおかげで莟立ちせずにすみましたが、雨の
影響でお尻が腐るものも出始めています。
 
 
先週の土曜日の休日、孫達と神角寺にて、
 
二週続けてのは、前回竹田の岡城の帰り道、普光寺(紫陽花寺)のまがい仏を見に立ち寄り
ました際、(住職もいなくなっており、人の手が入っておらず、荒れてしまっておりました
偶然しゃくなげの花を見かけ、来週は神角寺(しゃくなげの名所)へ行こうな!と言って帰りました。
残念ながら花は1週間早すぎました。管理人さん曰く、「皆さん方には悪いが、おかげで長くお客
さんたちが、きてくれますよ」と、普光寺のこともあり、妙に納得してしまいました。
 
 
 
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ひなたはふてくされ後ろを向いたまま
 
 
 
 
 
 
山つつじが満開でした。