佐藤自然農園「農園日誌」

【 大分県で自然栽培の野菜生産を行っています 】

2026-01-01から1年間の記事一覧

「健全な美味しい野菜作り」(草木を使った家庭菜園) 茄子を選定していたら虹が! 「健全な美味しい野菜作り」(草木を使った家庭菜園を目指して)最近、むかし野菜の邑では、農業体験・研修を希望される方が増えている。大半の方はどのように野菜が作られ…

「徒然なるままに」(継続は力―土を育て、野菜を育て、人を育てる)

「徒然なるままに」(継続は力―土を育て、野菜を育て、人を育てる) 草木堆肥振りーここは小麦の種を蒔きます 「徒然なるままに」(継続は力 ― 土を育て、野菜を育て、人を育てる) 大分県は自然豊かで物産豊富な豊の国と言われた地域でした。山々が連なり、…

「徒然なるままに」(温故知新―故きを温ね新しきを知る)

「徒然なるままに」(温故知新―故きを温ね新しきを知る) キャベツと白菜の畑 (温故知新―故きを温ね新しきを知る)まだ銀行員だった時、有機農業を目指して実験栽培を始め、日本の有機農業の草分けと言われている方々を訪ね、教えを乞い有機肥料に工夫を凝…

「徒然なるままに」(厳しさの裏にはやさしさがある)

「徒然なるままに」(厳しさの裏にはやさしさがある) 幼い頃の孫娘二人 (自分に厳しい人は他人にはやさしい) 有機農産物による地域農業の活性化を心出して銀行を54歳で中途退職し、農園を開いてから23年目を迎えています。生産者・スタッフ・定期購入…

農園日誌ー真夏8月(乾季と猛暑)

農園日誌ー真夏8月(乾季と猛暑) ゴーヤのトンネルアルミパイプで骨組みをし、枝付きの竹で覆い、後は旺盛なゴーヤの蔓が勝手に緑のカーテンを作ってくれます。50度に近い畑からこの中に駆け込むと別天地の避暑地です。ゴーヤは緑と白の二種類です。草木…

「徒然なるままに」(謙虚さが乏しい人は人間の成長が止まる)

「徒然なるままに」(謙虚さが乏しい人は人間の成長が止まる) (自己愛症候群)20数年間、草木堆肥を作って、ひたすら土を育てる自然栽培(自然循環農業)を進めてきました。低窒素栽培は肥料栽培とは異なり、お手本が無く、試行錯誤の連続で、それは今も…

「規格外野菜とは何?」(流通の野菜等の価値観)

「規格外野菜とは何?」(流通の野菜等の価値観) 自然栽培・露地栽培では当たり前にこのような野菜はあります。 (流通の野菜等の価値観)「曲がった胡瓜、中細りの胡瓜などは正常に育っていないのでダメな野菜」などと野菜ソムリエがテレビなどで言ってい…

「消費者の求める野菜とは」(農業の栽培方法は消費者によって決まる)

「消費者の求める野菜とは」(農業の栽培方法は消費者によって決まる) 破砕作業の後、葉っぱと小枝を選り分けている。この葉っぱの中に無限大の菌類・微生物が棲んでいる。同時に木屑・葉はミネラル分の宝庫です。これらがすべて畑に還元されていきます。 …

「むかし野菜の麦物語」PART2(ノンアレルギー小麦の加工品作り)

「むかし野菜の麦物語」PART2(ノンアレルギー小麦の加工品作り) ピロシキ 「むかし野菜の麦物語」―PART2(ノンアレルギー小麦の加工品作り)以前から味噌を作るのに大豆は育てていましたが、新たに穀類専用の田んぼを借り受け、草木堆肥を撒き麦を蒔いて…

「むかし野菜の麦物語」―PART1(小麦を食べるな!)

「むかし野菜の麦物語」―PART1(小麦を食べるな!) 麦の種蒔きの前に畑全面に草木堆肥を施肥している風景 「むかし野菜の麦物語」―PART1(国産小麦と輸入小麦の安全性について)皆様は現在日本に外国から入ってくる麦のことをどれだけ知っていますか?アメ…

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(自然栽培の市場啓発・啓蒙活動)

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(自然栽培の市場啓発・啓蒙活動) 草木堆肥場奥に見えるのが業者が持ち込む剪定枝。これを破砕機に掛けて細かく木屑とする。左に見えるのが河川敷・圃場からの除草・野菜くず、右はそれらを混ぜ合わせた草木堆肥。この…

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(健全な農産物に関心が薄い消費者)

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(健全な農産物に関心が薄い消費者) 竹林を開墾した5番の畑 (健全な農産物や食のことを消費者は知ろうとしない)一般消費者層はスーパーなどで安価なそして見てくれの良い野菜を探し求めています。スーパーには化学…

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(露地とハウス栽培野菜の違い)

「価格と見栄えを求める一般消費者像」(露地とハウス栽培野菜の違い) およそ500本の露地トマト南側に50度の角度を付けて誘引している。トマトは水分を含むと割れ易く商品リスクが高い。そのため、今では露地トマトはマーケットには出回っていない。雨…

「草木堆肥を使った持続可能な農業」

(なぜ草木堆肥を使った土作りを始めたのか」 草木堆肥の主原料は雑木の破砕屑・葉っぱと草です。土を育てるには年数はかかりますが、草木堆肥を使った土つくりによって野菜の美味しさが飛躍的に増し、肥料を使わずとも生産量が年々増え続け、化学物質を土に…

「農業の存続危機と食糧危機が日本国民を覆う」 (農業と言う産業は日本では未発育)日本では農業者保護と言う名目で農協が主導する化学肥料・農薬・除草剤を使用する慣行農業となり、画一化・均一化された農産物が流通市場をほとんど独占している。国も農業…

むかし野菜の邑ー農園日誌―6月の作業

むかし野菜の邑ー農園日誌―6月の作業 露地トマトの初期設定およそ500本のトマトの初期作業(仮支柱立てと剪定誘引作業)がようやく終わりました。農園主一人でほぼ半月の作業日数を要しました。この初期設定作業はトマトの実が下を向き主枝と副枝が重なら…

生産から販売までPART3ー農業マーケティングーコミュニケーション戦略

生産から販売までPART3ー農業マーケティングーコミュニケーション戦略 草木堆肥作りに参加した市民達との交流(堆肥の切り返し作業)子供達はおっかなびっくりで重機に乗って喜んでおり、揺れる度に黄色い歓声が起こる。規約やルールに縛られ自由な子供の発…

生産から販売までPART2ー農業マーケティング

生産から販売までPART2ー農業マーケティング 「商品開発」既存商品との差別化及び新規性商品 前回は農業にもマーケティング的な考察を取り入れると言うことをお話しました。ここではむかし野菜の邑の自然栽培農産物をどのように消費者に伝達しているかの例…

高品質農産物の生産から販売まで(農業マーケティング)

高品質農産物の生産から販売まで 甘いパプリカ 「農業マーケティング」ブランドとは有名な商品であると思っておられる方が多いでしょう。確かにその意味もありますが、ブランドとは本来「品質」のことを指しています。それでは高品質の農産物を作ったら果た…

「持続可能な農業とコミュニティ作り」PART2「今は価値観の転換期」

「持続可能な農業とコミュニティ作り」PART2「今は価値観の転換期」 農園マルシェ様々な加工品 (自己の存在価値を求めて生きる意味を問う)世界経済は今、行き過ぎたグローバル化により国内産業の空洞化が進み、働く人達の不満や先行きへの不安が広がり国…

「持続可能な農業とコミュニティ作り」(農業に新たな産業デザインを描く)

「持続可能な農業とコミュニティ作り」(農業に新たな産業デザインを描く) 多品目栽培消費者への直接販売を行おうとすれば四季折々の旬菜が少なくとも年間百種類以上の栽培が必要です。すべて賄うためには生産者の共同作業・共同出荷(グループ農業)を行わ…

「漬物は日本の食文化」-乳酸発酵の漬物は腸内細菌を活性化ー

-乳酸発酵の漬物は腸内細菌を活性化ー 今回は日本の伝統的な食文化である漬物についてのお話です。 むかし野菜の邑の野菜達は草木堆肥による土つくりによって育ちました。漬物は野菜本来の味香り・旨味・食感などの個性を活かしていことに力は注いでおりま…

有機農産物は何故広まらない?「自然栽培と肥料栽培は農産物の質が異なる」

「自然栽培と肥料栽培は農産物の質が異なる」 ビニールトンネルに覆われた冬の農園の風景 「自然栽培と有機栽培は別の農産物」 (日本の有機農業の歴史)農産物増産を目的として化学肥料・農薬を使った近代農業のアンチテーゼとして生まれたのが欧州で広まっ…

徒然なるままに!―小国日本で如何に生きていく?PART3 職人の勘の世界は匠の蔵!

徒然なるままに!―小国日本で如何に生きていく?PART3 職人の勘の世界は匠の蔵! ブルーベリーの花 PART3 職人の勘の世界は匠の蔵! 資源の無い日本が生きていくには加工製造によって良質な製品を生産し、お金を稼ぐしか無いことはPART1によって述べまし…

有機農産物は何故日本では広まらない?

有機農産物は何故日本では広まらない? 自然栽培による低窒素栽培肥料を使わない農法では葉っぱは鮮やかな薄緑になり、肥料栽培では黒ずんだ濃緑色になります。さらに実や根菜は本来の艶やかな美しい色を発色します。 「日本の有機JAS農産物の現状」有機JA…

徒然なるままに!―小国日本で如何に生きていく?PART2

徒然なるままに!―小国日本で如何に生きていく?PART2 グループ農業の仕組み(結いの制度)草木堆肥歴18年の畑トマトの苗を定植しました。 社会が寛容性を無くし、規則決まりに縛られ,先行きも見えず、随分と生き難い世の中になっているようです。私の若い…

むかし野菜の邑農園日誌ー4月の農作業

むかし野菜の邑農園日誌ー4月の農作業 桜咲くー春4月の農作業 スモモです。桜ではありません。この木は今から10年前にむかし野菜の邑を立ち上げた時に植えました。お客様に届けられたらと思って植えたのですが、気候の関係かもしれません。未だに収穫量…

徒然なるままに!―小国日本は如何に生きていく?PART1

徒然なるままに!―小国日本は如何に生きていく?PART1 年間百種類以上の野菜生産 世界は今、資本主義・民主主義と社会主義・全体主義などの国家間での経済戦争・武力戦争・宗教戦争などの渦中にあり、混とんとした時代に入っていこうとしています。民主主義…

新規就農を目指して!-自然栽培体験からパート従事までー応募を待つ!

草木堆肥による土つくりー自然栽培農法の継承者募集 "> ">肥料を使わず、草や木屑・葉っぱの有機物を堆肥として土を育てる「むかし農業」を現代に復活!手間と労力はかかるが、高騰しつつある肥料代も農薬除草剤も使わず、ひたすら土を育てることによって土…

食糧危機はどうする

食糧危機はどうする? 大豆の自然栽培大豆は6~7月に種を蒔くため、夏草が繁茂します。そのため、慣行栽培では先ずは除草剤を使って草を枯らしてから種を蒔きます。当農園の自然栽培では除草剤が厳禁ですので、このように草刈り機や畝上げ機で二回ほど除草…