農園日誌ー

30.8.29(水曜日)晴れ、最高温度35度、最低温度25度

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                   秋野菜の種蒔き始まる

 8月の小雨はもう慣れてしまった。それでも、秋野菜の種蒔きは始めなければならない。今週末土曜日頃から、秋型の気候に変ってくれることを祈って明日夕方から種蒔きを始めることにしている。
先ずは、秋じゃがの植え付けから始め、サラダセット・小松菜などの葉野菜と続き、
大根・人参を予定している。
定期購入の方々も、いつまでも夏野菜と言うわけにはいかない。

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研修生、コータの初めての圃場となる農地
ビニールハウスを撤去したものの、様々な残骸に覆われており、
草刈りから始めて、
ビニールの撤去、これは手作業となる。
その後、ユンボを借りてきてコンクリートの支柱の撤去と土地のならし作業、その後、
ようやく耕耘が行える

むかし野菜の邑グループ、女性も含めて、総勢6名により、開墾作業を行うことになる。明日の早朝からの作業となるが、この暑さの中、かなり堪えそう。
公簿面積は約1.5反ではあるが、2反近くありそう。
先ずは、草木堆肥を降り、麦を蒔いてみようと思う。その発育程度を判断して地力を探り、今後の植え付け予定を考える。
コータは佐藤自然農園の二期生であり、これから数年を掛けて独立を目指す。
まだ21歳という若さであり、真の農業者となるには、自らの畑で鍛え、まさに、「生きる」とはどういうことか?それを知ることから始めねばならない。

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由布市狭間町下市
約4反のむかし野菜の邑の穀類畑がある。

除草剤を使わないため、いつも雑草に覆われてしまう。
今年は草刈りを行い、少しでも大豆の生長を助けようと思う。
収量は減るが、数年掛かりで、土を育て、ノンケミカルの土壌を作っている。

元来が田んぼであったために、泥田の弊害が出て、中々、ふかふかな土壌になり難い。

それでも、根気強く草木堆肥を降り続けている。ここで採れる麦・大豆はやはり、味香りが出てきており、手応えを感じてはいる。
収穫は11月の終わり頃。今年からは、味噌原料だけでは無く、蒸し大豆をお客様に送ろうと考えている。今の家庭では大豆を蒸す、あるいは、煮る習慣が無いようだ。
初めて蒸し大豆を皆様にお送りした際は、「何だ、こんなもの」と言った反応ではあったが、子供さん達が美味しい、美味しいと言って食べてしまった、と反響が多く、寄せられ、意を強くしている。

本日、むかし野菜の一員である後藤君に第一子が誕生した。
又一人、むかし野菜の住民が増える。男の子であり、10番目の農園の子供の誕生である。
これで成人の住人より、子供の住人が一人多いことになった。
喜ばしい・・・農園では、ゆりかごからベビーベット、そして、多くの大人達の手の中で育ち、やがて歩き始める。雑菌の中で育つため、自然児として逞しくなることだろう。