農園日誌ー地域産業の育成とナチュラルマーケットの拡大

29.10.25(水曜日)晴れ、最高温度19度、最低温度15度

イメージ 1

雨の中での秋の農園セミナー

 畑にはこんな日もある。参加された方は本当にご苦労さんでした。
あいにくの台風21号の接近で終日雨。それでも子供さん達は楽しかったと言ってくれた。傘を差し、カッパを着て、どろんこになりながら、収穫をしました。

イメージ 2
イメージ 3










全粒粉小麦を溶いて、棒状に伸ばし、それをよしよしをしながら伸ばす。
煮立った釜に投入。できあがったら大豆粉をまぶして、頂きます!

イメージ 4
石垣餅、

これはどうやら大分全域で食べられているおやつのようだ。

小麦粉を溶いて、四角に切ったさつまいもを練り込む。ベーキングパウダーは使わず
歯でぎしぎししながら食べるのが美味しい
子供さんには大人気。

イメージ 5
イメージ 6










                       野菜饅頭

全粒粉小麦を練って均等に切り分ける。季節の野菜を粗めに切って豚肉を少量加え適度に味付けをした餡を包み込む。せいろで蒸してできあがり。

イメージ 7麦ご飯と漬け物、手前は黒大豆の枝豆

なんと言っても農園料理の主役に躍り出たのが、草木堆肥で作った大麦と古代小麦を自然農のお米に炊き込んだ麦ご飯。
昔ながらのおくどさんで炊きました。
左手におむすび、右手に漬け物。

デザートはみんなで収穫してきた黒大豆の枝豆。次から次へと口の中へ放り込む。

あまりに美味しそうに食べているので、一人二ヶまでですよ。この後はイタリアンシェフのランチが待っておりますよ!と促すも、子供さん達はもう止まらない。


イメージ 8お腹も一杯になっているので、正式なランチまでに、農園セミナーを開く。

農業現場の実態をみなさまにご紹介。

有機無農薬とは?有機野菜とは?
自然農とは?本当に怖いのは、慣行農法であろうと、有機農業であろうと、化学物質汚染の実態を知って頂く。

窒素過多の土壌で育った野菜に蓄積した化学物質と硝酸態窒素(毒素)。
おそらくは、現在病と言われているアトピー・アレルギー・癌などは、化学物質の複合汚染だと思われ、消費者がその実態を知らなければ、さらにひどいことになっていくことになる、等々をお話しした。質疑応答を経て・・・さあ!ランチです。


イメージ 9
イメージ 10










イメージ 11
みんなで収穫した野菜をシェフが料理。
スペアリブも焼きましたよ。
サーモンのマリネもありました。
皆さんのおなかがやや心配でした。

知って頂きたかったことは、
旬の野菜に逆らわない調理方法でした。
火を通しすぎないように、味付けは濃くならないように、分かって頂いただろうか・・?

イメージ 12

杞憂でした。
次々と出される料理にみんなかぶりつき
ほとんど完食でした。

子供さんはどうやら農園の麦ご飯やおやつですでにおなかが一杯のようでした。
ついでに農園スタッフもご相伴。
初めてでした。農園祭でこんなに食べたのは・・・シェフに感謝!

天候はひどいものでしたが、後で聞いた話では、皆さん、楽しかったようです。
まずは、ひと安心の一日でした。

地域産業の育成とナチュラルマーケットのお話は次回に持ち越しです。

それとご報告が。

皆様へ、海産物の混載発送についてのインタビューをお出ししております。
随分と悩みましたが、配送料の値上げ申請が出ており、仲間達に多くのご負担をかけるのに忍びなく、また、地域活性化を標榜して始めたむかし野菜作りでありながら、大分は海産物にも恵まれており、海岸部地域の活性化にもなると考えて、
海産物の混載発送を決断致しました。

勿論、海産物は必要が無いと思われた方は、除外しますが、先ずは、皆様に計ってからと考えております。率直のご意見をお聞かせください。
干物中心となると思いますが、その具体例は現物で確認と、美味しい干物とは?の
ご紹介も今後はさせて頂きます。

ご協力頂いている県・銀行・アドバイザーの皆様にも感謝しております。