2020.8.12(水)晴れ、最高温度34度、最低温度25度
由布市庄内の穀類専用畑に大豆を蒔く
今年の暑さは尋常では無い。日差しは強く、雨はすでに4週間降っていない。
土はぼこぼこ、土埃が舞い上がる。畑の温度は40度超え。
来年用の味噌作りのための大豆ができるのか、それが心配。それでも種を
蒔かねばできない。すでに二回種を蒔き直した。
一度目は、余りの湿気(梅雨明けに種蒔き)に種が腐ったようだ。二回目は
乾季の中での種蒔きとなった。
2020.8.5 コロナ時代に「食を考える」その三 どのように生きる
国家は一体誰のためにあるのか?
国家VS民権と言うテーマはいつの時代にも大きな問題とされてきている。
これは、明治時代の日本国家の創世記にも、国力を上げようとした時の
為政者達の施策によって、多くの国民の血を流し、そして、現在の政権に
繋がっている。
民権の代弁者であるはずのメディアや報道関係も国の権力やスポンサーに
忖度しており、正確な情報を伝えようとしていない。
国の体制側には、必ずと言って既得権益が生じ、その「権益」を守る側に、
官僚も役所も政治家も居る。
それらの権力を監視する側の国民の「民意」がメディアも含めて機能して
いない時に、世界規模でコロナウィルスが襲ってきた。
経済を守るために、また、政治家自らの立場を維持するために、政治は動きを
止め無為無策にやり過ごそうとしているようにしか見えない。自浄能力を失っ
た国の形が見えてくる。
それらの政治家を選んだのも国民であり、どこか悲しい。
除草剤を排し、化学物質の入っていない草木堆肥を振り、手作業での除草を行い、
ようやく採れた穀類を使った様々な加工品群。
中国との関係悪化などで行き場を失ったアメリカの農産物、その救済にと、
アメリカから日本への食品輸入を加速させようとしている。
日本の農業が死滅していこうとしているのに、と言う腹立たしささえ感じて
いる。
肥育ホルモン漬けとなった牛肉・豚肉、遺伝子組み換え作物、添加物に塗れた
輸入食品群など、その危険性を国民に知らせずに輸入を促進しようとしている。
日本国民はモルモットではない。
日本の農業の死滅危機・食品の危険性、そのいずれもメディアは報じようと
していない。
民意とは一体何か?国民の総意とは何か?
正しい情報を知る努力をしない人、自分にしか目を向けない人、世評に流さ
れる人、自己過信しかなく謙虚さを失った人達にとっては、報道の裏側・施策
の裏側にも正しい情報が隠されていることにも気がつかない。
積み上げた草木堆肥の上で遊ぶ子供達
計測不能な程の菌類に囲まれて育った子供達。草木堆肥や露地栽培そのものが自然循環の仕組み
であり、菌類との共生の生き方なのです。
自らの意見を持たず、大多数の国民が己しか見ていない国民には真の「民意」
は無いのかもしれない。コロナ感染者をまるで魔女狩りの様に扱う寛容性の
無い人達などを見ていると、体制に従わない人達を抑圧し続け、不幸な大戦に
突き進んだ時代に、今の日本の世相が酷似している。
全世界が目に見えない新型のウィルスの恐怖に襲われており、経済は停滞せざ
るを得ない状況に追い込まれている。こういう時代だからこそ、一度、立ち
止まって、自らの周辺を、様々な情報を見直してみることも必要ではないで
しょうか・・・